[15完]甘やかし祖母と無責任夫|やっと改心した夫と義祖母。理想の父親を目指して花婿修行スタート

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前回のお話

2人目を妊娠中のヒナさんは、夫のリクさんと息子のアオくんと暮らしながら、義祖母と敷地内同居をしています。リクさんは小さい頃に母親を亡くしており、ずっと義祖母が母親代わり。義祖母の溺愛っぷりは凄まじく、甘やかされて育ったリクさんは結婚して子どもが産まれても、身の回りのお世話を義祖母にしてもらっています。一方の義祖母は、毎日喜んでリクさんのお世話をしますが、嫁なのにリクさんの世話をしないヒナさんに呆れている様子。ある日、家事育児のことでヒナさんと口論になったリクさんは義祖母の家に行ってしまいます。それから2週間後、突然リクさんから「義祖母が熱を出した」とメッセージが。しかしリクさんは義祖母を放置して出かけてしまいます。ヒナさんとカナコさんの連携によって義祖母の容体は安定しましたが、ヒナさんはリクさんの非常識な行動にカンカン。行動を改めるよう訴えますが、リクさんは鬱陶しそうにするだけです。次の日、リクさんがいつも通り義祖母の家に行くと、普段優しいカナコさんに、「リクさんは甘えすぎ、おばあちゃんは甘やかしすぎです!今後ヒナさんには頼らないでくださいね」と厳しい言葉を投げかけられます。客観的な意見を言われ、自分たちの行動を反省したリクさんたち。するとヒナさんから「ご飯作ったけど食欲あるかな?」と優しいメッセージが届きました。

1話目から読む

「今まで甘えすぎてた」第三者に指摘され、自分の行動をやっと反省した夫

妊婦のヒナさんに看病をさせようとしたリクさんと、この期に及んでリクさんを庇う義祖母に対し、カナコさんは「リクさんは甘えすぎ、おばあちゃんは甘やかしすぎです!今後ヒナさんには頼らないでくださいね」と厳しい言葉を投げかけます。第三者から客観的に指摘され、自分たちの行動を反省したリクさんたち。するとヒナさんから「ご飯作ったけど、おばあちゃん食欲あるかな?」と優しいメッセージが届きました。

義祖母のご飯を取りに、自宅へ戻ったリクさん。「ヒナごめん、さっきカナコさんに怒られた」と開口一番に謝ります。急な謝罪に「え?」と困惑するヒナさん。するとリクさんは、カナコさんに自分の行動を指摘されたこと、今までヒナさんに甘えすぎていたことを話し始めました。

「これからは自分でできることは自分でやるし、おばあちゃんにも甘えすぎないようにする」カナコさんの言葉が効いたのか、反省した姿勢を見せるリクさん。ヒナさんは「本当にできるのかな・・・」と半信半疑ではありましたが、リクさんが自分の過ちに気付いて素直に謝ってきたのは初めてだったので、彼の言葉を信じることにしました。

後日、ヒナさんが義祖母の家にご飯の容器を取りに行くと、「体調が悪い時に色々ありがとう、とても助かったわ」と申し訳なさそうに頭を下げられました。ヒナさんはいつも通りの笑顔で「元気になってよかったです」と返します。すると義祖母は、少し言いにくそうに「今回のことでよくわかったの・・・」と語り始めました。

ヒナさんは何のことか分からず「え?」と聞き返します。すると義祖母は、困惑するヒナさんの手を取って「ヒナちゃんが退院するまでに、リクに掃除とか洗濯とか料理、叩き込むわ!」と言いました。

義祖母の宣言通り、その日からリクさんの家事特訓が始まりました。これまでほとんど家事をしてこなかったので苦戦していましたが、義祖母の厳しくも愛のある指導のおかげで、少しずつ形になってきています。戦力になるまでにはもう少し時間がかかりそうですが、今は優しく見守ろうと思ったヒナさんでした。

カナコさんがズバッと言ってくれたおかげで、リクさんと義祖母はこれまでの行動を改めるようになりました。義祖母も今回のことで、リクさんの無責任さにようやく気付いたようです。まだまだ甘えたり甘やかしたりする場面はあるようですが、以前よりは確実に前進しているように感じます。ヒナさんに捨てられないためにも、この調子で良い夫に昇進してほしいものですね!

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

最新のコメント
  • ななし より

    男は第三者の意見しか聞かないのは
    男の俺から見ても意味不明
    まさに未熟で幼稚で稚拙で幼児的
    男の敵だ

  • みゅう より

    いや、この夫絶対わかってない気がする

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