[13]甘やかし祖母と無責任夫|出産間近の妊婦に看病させるなんて許せない!義兄の妻が自覚のない夫に物申す

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前回のお話

2人目を妊娠中のヒナさんは、夫のリクさんと息子のアオくんと暮らしながら、義祖母と敷地内同居をしています。リクさんは小さい頃に母親を亡くしており、ずっと義祖母が母親代わり。義祖母の溺愛っぷりは凄まじく、甘やかされて育ったリクさんは結婚して子どもが産まれても、身の回りのお世話を義祖母にしてもらっています。一方の義祖母は、毎日喜んでリクさんのお世話をしますが、嫁なのにリクさんの世話をしないヒナさんに呆れている様子。ある日、家事育児のことでヒナさんと口論になったリクさんは義祖母の家に行ってしまいます。それから2週間後、突然リクさんから「義祖母が熱を出した」とメッセージが。しかし驚くべきことに、リクさんは義祖母を放置して出かけてしまったと言うのです。ヒナさんとカナコさんの連携によって義祖母の容体は安定しましたが、ヒナさんはリクさんの非常識な行動にカンカン。フットサルから帰宅したリクさんに「どうしておばあちゃんを放って遊びに行ったの?」と問いただしますが、リクさんは言い訳を並べるだけ。カナコさんに迷惑をかけている自覚も一切ありません。いつもお世話をしてくれている義祖母が大変な目にあっているのに、どこか他人事のような態度をとるリクさんに、ヒナさんの怒りは最高潮に。「優先順位が違うじゃん!カナコさんにも迷惑かけてるってわかってる?」と言い放ちました。

1話目から読む

「他人に迷惑かけてる事わかってる?」必死に伝えても夫は鬱陶しそうにするだけ。

フットサルから帰ってきたリクさんを問い詰めるも、返ってくるのは言い訳ばかり。ヒナさんにもカナコさんにも迷惑をかけているという自覚は一切ないようです。いつもお世話をしてくれている義祖母が大変な目にあっているのに、どこか他人事のような態度をとるリクさんに、ヒナさんの怒りはついに頂点に。「優先順位が違うじゃん! カナコさんにも迷惑かけてるってわかってる?」と強く言い放ちました。

声を大にして伝えても、リクさんは「わかったって・・・ったくうるさいなぁ」と鬱陶しそうにするだけ。それどころか「俺にだって付き合いがあるんだよ」と、無責任な態度を崩しません。リクさんの胸には何も響いていないんだ・・・ヒナさんは呆れを通り越して悲しくなりました。

すると、ヒナさんのスマホにカナコさんからメッセージが。義祖母の熱が落ち着いたことと、今日は泊まって看てるから安心して、という内容でした。ヒナさんは申し訳なさでいっぱいになりながら「本当にご迷惑をおかけしてすみません」と返信しました。

次の日、熱が下がったと聞いて、義祖母の家にやってきたリクさん。もう本調子ならいつも通りお世話をしてもらおうと家にあがると、「リクくん、ちょっといい?」とカナコさんに呼び止められました。「あ!カナコさん昨日はありがとうございました、ばあちゃん熱下がってよかったよ」昨日のことを悪びれる様子はありません。するとカナコさんが冷めた表情で「フットサル楽しかった?」と問いかけました。

「昨日はたまたま私が駆けつけられたからよかったけど、妊婦さんにおばあちゃんを任せるのは無責任だったんじゃない?」カナコさんがそう言うと、リクさんの顔はみるみる青ざめていきます。

「ヒナちゃんはいつ産気づくかもわからない状態なの、もう少し父親としての自覚を持った方がいいんじゃない?」普段は言葉を選ぶカナコさんも、今回ばかりは見過ごせなかったようで、珍しくストレートにリクさんへ物申します。その強い口調に、義祖母は「そんな・・・言いすぎじゃない」と小さく声をもらしました。

ヒナさんが必死に訴えても、リクさんは鬱陶しそうにするだけで、何ひとつ響いていない様子。次の日、熱が下がったと聞き、何事もなかったかのように義祖母の家へやってきたリクさん。すると、看病のために家にいたカナコさんから、「妊婦さんにおばあちゃんを任せるのは無責任じゃない?」と言われて顔を青ざめます。カナコさんの怒りは収まらず、「ヒナちゃんはいつ産気づくかもわからない状態なの、もう少し父親としての自覚を持った方がいいんじゃない?」と、珍しく真正面からリクさんに意見しました。
普段は優しい人ほど怒ると怖いと言いますよね。リクさんも第三者であるカナコさんの言葉で気付いてくれるといいのですが。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

最新のコメント
  • りん より

    孫を甘やかしてたら
    いつか婆が天に召されたら
    生きていけないでしょうね

  • 匿名 より

    坊やは、“父親”、“夫”になる資格はありません。

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