[12]甘やかし祖母と無責任夫|日頃お世話になっている自覚も責任感の欠片も一切ない夫に喝を入れた嫁

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前回のお話

2人目を妊娠中のヒナさんは、夫のリクさんと息子のアオくんと暮らしながら、義祖母と敷地内同居をしています。リクさんは小さい頃に母親を亡くしており、ずっと義祖母が母親代わり。義祖母の溺愛っぷりは凄まじく、甘やかされて育ったリクさんは結婚して子どもが産まれても、身の回りのお世話を義祖母にしてもらっています。一方の義祖母は、毎日喜んでリクさんのお世話をしますが、嫁なのにリクさんの世話をしないヒナさんに呆れている様子。ある日、家事育児のことでヒナさんと口論になったリクさんは、義祖母の家に行ってしまいます。2週間が経った頃、リクさんから「義祖母が熱を出した」とメッセージが。しかし驚くべきことに、リクさんは義祖母を放置して出かけてしまったと言うのです。急いで義祖母宅に駆けつけたヒナさん。しかし「妊婦だから入ってはダメ」と看病させてくれません。すがるような思いでカナコさんに電話すると、すぐに駆けつけてくれることに。その後カナコさんの協力もあり、義祖母の容体は安定。ヒナさんはホッと胸を撫でおろしました。

1話目から読む

夫が帰ってきたのは日が暮れてから。義祖母を心配する素振りはない。

発熱した義祖母が1人で残されていると聞き、急いで駆けつけたヒナさん。しかし、妊婦だからという理由で、看病どころか寝室にも入れてもらえません。すがるような思いでカナコさんに電話すると、すぐに駆けつけてくれることに。ヒナさんは急いで看病に必要なものを買いに行き、カナコさんにバトンタッチします。2人の見事な連携により、義祖母の容体は安定。ヒナさんはホッと胸を撫でおろしました。

リクさんが帰宅したのは日が暮れてからでした。ヒナさんが「どうしておばあちゃんを放って遊びに行ったの?」と尋ねると、リクさんは「遊びじゃないし、メンバーが足りないから呼ばれたんだって」と悪びれる様子なく答えました。

しまいには「それにヒナに頼んだじゃん」と、自分の責任は果たしたとでも言いたげな態度をとります。その言葉にヒナさんは呆れながら「何言ってるの?出産間近だから、おばあちゃん私に気を使って近づかないように言ってくれたんだよ?」と言いました。

リクさんは「は?ばあちゃん今ひとり?」と、信じられないという顔でヒナさんを見ました。自分は義祖母を1人にしたのに、ヒナさんが同じ行動をとるのは許せないようです。ヒナさんが「カナコさんに助けてもらったの!」と答えると「カナコさん来てくれてるなら安心じゃん」と、他人に迷惑をかけているという自覚は一切ない様子。

大切な義祖母が大変な目にあっているのに、どこか他人事のようなリクさんを目の当たりにして、ヒナさんは怒りで肩を震わせます。「いつもおばあちゃんにお世話になってるでしょ?どうして大変な時に人任せにするの?」ヒナさんは声を震わせながら問いかけました。

「いや、だから俺も用事があってさ・・・」この期に及んでまだ言い訳をするリクさんに、ヒナさんは「優先順位が違うじゃん!カナコさんにも迷惑かけてるってわかってる?」とはっきりと言い放ちました。

ヒナさんは、フットサルから帰宅したリクさんに「どうしておばあちゃんを放って遊びに行ったの?」と問いただします。しかしリクさんは「遊びじゃないし、メンバーが足りなかったから」と言い訳を並べます。リクさんが何もしなかったからカナコさんに助けを求めたことを伝えても、「なら安心じゃん」と、わざわざ来てくれた義姉に迷惑をかけている自覚は一切ありません。いつもお世話をしてくれている義祖母が大変な目にあっているのに、どこか他人事のような態度をとるリクさんに、ヒナさんの怒りは最高潮に。「優先順位が違うじゃん!カナコさんにも迷惑かけてるってわかってる?」と言い放ちました。どこまでも無責任なリクさんに、ヒナさんが怒りを堪えきれなくなるのは当然ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ

最新のコメント
  • トータス より

    元々三文安だったのが、子供が産まれてから構って貰えないし頼まれ事は増えるしで自己中炸裂って感じかな?なら2人目作っちゃダメよね。父親になるよりずっと孫でいたいお子ちゃまは結婚向かないと思う。
    そろそろ義兄登場の流れに期待

  • けけ より

    こんな感じでは子供が生まれても全く育児をしないと思うわ。
    子供の世話に旦那の世話、全部ひとりでやらなくてはならないのなら、早めに別れて養育費だけもらった方がラクなんじゃないかな?

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