自分のことしか考えない夫よりも、義兄の妻の方がうんと頼りになる。

些細な喧嘩をきっかけに、リクさんが義祖母の家に行ってから2週間。不安を抱えるヒナさんのもとに、リクさんから「義祖母が熱を出した」とメッセージが届きます。しかし驚くことに、リクさんは義祖母を放置してフットサルに出かけてしまったと言うのです。ヒナさんは急いで義祖母の家へ向かい「おばあちゃん!大丈夫ですか!」と声をかけますが、「ヒナちゃんは妊婦さんだから入っちゃダメよ・・・」と言われてしまいます。
「でも、リクから熱があるって聞きました」ヒナさんがそう尋ねるも、義祖母は「大丈夫、寝てればいいから」と強がります。しかし、その声にはいつもの元気が感じられません。「私になにかできることは・・・」ヒナさんは必死に考えを巡らせます。

ヒナさんはスマホを手に取ると、急いで義姉カナコさんに電話をかけました。「もしもしカナコさん!助けてください」ヒナさんの慌てた声を聞き、ただ事ではないと感じたカナコさんは、「どうしたの?何かあった?」と落ち着かせるように尋ねました。

カナコさんに事情を説明すると、すぐに「わかった、今から行くから!」と言ってくれました。その言葉にヒナさんはホッとします。「私、お買い物だけ先に行きますね」と伝えると、カナコさんは「妊婦さんなんだから無理しなくていいわよ」と優しく気遣ってくれました。

看病に必要なものを買い揃えて義祖母宅に戻ると、すでに到着していたカナコさんが「ヒナちゃん、お買い物ありがとう」と出迎えてくれました。「おばあちゃんが私に気を使ってくれて、お部屋に入らなくてもいいって言ってくれてて・・・」ヒナさんは状況を説明します。

「おばあちゃんは私が診ているから大丈夫よ、熱は高いけど少し食欲が戻ってきたから」カナコさんから義祖母の容体を聞いたヒナさんは「よかった・・・!」と胸を撫でおろします。「なにかあったら連絡するからお家に戻っていて」ヒナさんはその言葉に甘えて、自宅に戻ることにしました。
発熱した義祖母が1人で家にいると聞き、急いで駆けつけたヒナさん。しかし寝室に入ろうとすると、「妊婦だから入ってはダメ」と止められてしまいます。すがるような思いでカナコさんに電話すると、「今から行くから!」とすぐに駆けつけてくれることに。ヒナさんは自分にできることをしようと、看病に必要なものを買い込んでから再び義祖母宅へ向かいました。すると、すでに到着していたカナコさんが義祖母の様子を見てくれており、「熱は高いけど少し食欲が戻ってきたから大丈夫」と教えてくれます。その言葉に、ヒナさんはホッと胸を撫でおろしました。カナコさんがいてくれて本当に助かりましたね。それに比べてリクさんは心配する素振りもないなんて・・・義祖母が不憫すぎます。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています!
3児のママ
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「自分の育て方が間違っていた。自分さえよければいい、体調の悪い人を放って遊びに出掛けてしまう思いやりの無い人間に育ててしまった・・・」な~んて祖母が猛省して、孫を厳しく鍛え直すなんてことになればいいんだけどね。
ここまで読んでて、夫にいいところがひとつもない。ママがいないから可哀想、とかでおばあちゃんが大甘に育てたから。でも、みんながみんなこんなクズ人間になるわけじゃない。自分がひどいことしてきてるということを、誰かに指摘されても反省して改心するかどうか……