義祖母が溺愛する義弟は家で何もしないと察する兄嫁

義弟の妻ヒナちゃんをしっかり指導するよう義祖母に言われ、ヒナちゃんに連絡してみましたがアオ君のお風呂を入れるので今日は来られないようです。そりゃそうよね。仕事から帰って、今からアオ君と一緒にお風呂、そしてご飯の準備だってあるもの。

義祖母の家に来ていたリク君は、こちらでご飯を作ってもらい、お風呂もゆっくり入っていました。家では何もしない感じなのかしら、となんとなくわかる気がします。仕方なく、ヒナちゃんには明日来てもらうようにお願いしました。

断っても翌日あらためて呼ばれたヒナさんは、何を言われるのだろうと不安でブルーな気持ちになりました。でもイヤイヤ期のアオくんがいるのでゆっくり考えている暇はありませんでした。

義祖母にヒナちゃんの返事を聞かれ、お風呂も入れなくてはならないし、イヤイヤ期のアオ君がいて大変そうなことを伝えると、義祖母は不満げな顔。リク君にはあんなに甘いのに。２人目が産まれたら「ヒナちゃんが」もっと大変になるのだから、ちゃんとやらないと！と言う義祖母に私は苦笑いしかできませんでした。

一方、ヒナさんは義祖母の家に呼ばれたことをリクさんに伝えました。すると相変わらずスマホばかり見ているリクさんは振り向きもせずに、自分が頼んだ洗濯物の回収をするようにヒナさんに伝えました。自分は朝からフットサルに行くのだそうです。

また義祖母に洗濯物を持って行ったことを聞いてヒナさんは少し慌てました。洗濯機があるんだから自分でもできるでしょ？と何度も伝えていますが、リクさんが洗濯機を触ったことなど一度もありません。平然と「ヒナしてくれないじゃん」と、妻のせいにするのでした。

家事も育児もやるべきことはやっているヒナさん。それなのに毎日のように洗濯を義祖母にお願いされては、何もしていないと思われるとリクさんを責めますが、「実際、何もしてくれないじゃん」とリクさんは言い放ちました。ばあちゃんは自分の世話をしたいのだからいろいろ頼むのは「ばあちゃん孝行」だと言いきるリクさんに「２人目が産まれたらもっとバタバタするんだよ？」というヒナさんの言葉はあまり響かないようです。

きょとんとした顔で「え？ばあちゃん喜んでアオのこともお世話してくれるって～」と勝手なことをリクさんの様子から、２人目が産まれても、育児をする気の無さが見て取れました。もうすぐ２児の父親になろうとしているのに・・・と呆れたヒナさんは、ため息交じりに義祖母に甘えすぎていないでもっと自立してほしいと伝えましたが、「はいはーい」というリクさんの返事には全く改善の余地は見出せませんでした。

義祖母の家に泊まりに来ている義姉から呼び出しのメッセージがきたものの、仕事から帰ってきたばかりでアオくんのお風呂や食事の準備もあるヒナさんにはとても無理。断ると翌日にくるよう再度メッセージが。ヒナさんは何を言われるのだろうと不安になってしまいますよね。義祖母は確かにリクさんのお世話が嬉しそうですが、ばあちゃん孝行ではなくて甘えですよね。結婚して独立した大人なのですから、しっかりしなくてはいけないのはリクさんのほうですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：さいとうにこ
子育て、日常記録を描いています！
3児のママ