物理的な距離が近くなったせいか、徐々にエスカレートする義母の行動

「俺、単身赴任も結婚もしないから」義兄のカズヤさんから衝撃の事実を告げられ、義母とタクヤに騙されていたことを知ってショックを受けた私。それでも、前の家はすでに解約し、引っ越しも完了している以上、もう後戻りはできません。とりあえずここで暮らすしかないと腹をくくりました。
「はぁ~疲れた」いつも通り仕事をこなし、家に帰ってきました。職場が遠くなったせいで通勤時間が伸びてしまい、その負担がじわじわ堪える・・・そう思いながら家に上がると、ピコンッとスマホの通知音が鳴りました。

メッセージの相手は義母でした。私が帰宅したのを見ていたのか、「タクヤこっちでご飯食べてるけど、美月ちゃんもこっちで食べる?」と誘いの連絡が届きました。私は仕事で疲れていたのもあり「今日は大丈夫です、今帰ってきたばかりなのでお風呂に入ります」と断りの返信をします。

「はぁ~あっつ!ビール飲も~」お風呂から出た私は、家に誰もいないのを良いことに、タオル1枚、パック姿のままリビングへ向かいました。そして冷蔵庫に手を伸ばしたその時ー・・・ガチャッとドアが開く音が聞こえました。

なんと、リビングにいるはずのない義母が立っていました。タオル1枚にパック姿という無防備すぎる格好の私と、まさか家の中でこんな姿の嫁と鉢合わせするとは思ってもいなかった義母。私たちはお互いを見て目を丸くしたまま、その場で固まりました。

そして次の瞬間、驚きと恥ずかしさが一気に爆発し、私は思わず「ギィヤアアアッ」と大声で叫びました。同時に義母も、ドアを開けた先にパック姿の人間がいたことに驚いたのか、こちらに負けない勢いで悲鳴を上げました。

「おっ、お義母さん!?どうしてここに!?」バクバクと鳴る心臓を手で押さえながら声をかけると、義母はひどく驚いた様子で「ビックリしたじゃないの~タクヤがご飯を持ってってと言うから持ってきたのよ・・・美月ちゃんったらそんな恰好で!」と言いました。お風呂に入るって連絡したのに、勝手に家に入ってきたそっちが悪いんじゃ・・・出かかった言葉をぐっと飲み込みました。

このあたりから、義母の問題行動が目立つようになりました。別の日、仕事のお昼休憩中にお弁当を食べていると、義母から「美月ちゃん宛の宅配便を受け取っておいたわよ」とメッセージが届きました。「そういえばこの前ネットで下着を注文したような気がする」そう思って続きを読むとー・・・。

「これ素敵な下着ねぇ~美月ちゃんって思っていたより大きいのね~」というメッセージとともに、注文した下着の写真が添付されていました。思わず食べていたお弁当を吹き出し、ゲホゲホとむせてしまいました。

宅配便を受け取ってくれたのはありがたいけど、普通、箱を開けて中身まで見る!?しかもわざわざ写真付きのメッセージまで送ってきて、「思ったより大きいのね」なんて余計な一言まで添えてくるなんて・・・。義母の非常識すぎる行動に、私はわなわなと体を震わせました。
義母と夫のタクヤさんに騙されていたことには腹が立つものの、引っ越しを済ませてしまった以上ここで暮らすしかない、そう覚悟を決めた美月さん。しかし、物理的な距離が近くなったせいか、義母の踏み込み方は以前より明らかに強くなっていきました。美月さんに断りもなく合鍵を使って家に入ったり、美月さん宛の荷物を勝手に開封して中身を確認するなど、プライバシーの欠片もない行動が目立ち始めたのです。義母の非常識な行動に、ドン引きする美月さん。いくら隣に住んでいるからって、やって良いことと悪いことがありますよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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義母最低ー!勝手に人の家に入るとか、訳の分からない事するな!人の荷物を受け取ったら、
そのまま渡せばいいのに、中見るって
気持ち悪!
旦那も義母も最悪だね
このままズルズル同居を続けさせられるパターンかな
子供ができないうちに逃げた方がいいね