[13]夫は食い尽くし系|「え?だめなの?」妻の実家でも遠慮なし。人数分のデザートを一人でばくばく。

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前回のお話

ヒカリさんの夫フトシさんはいわゆる食い尽くし系。嫌いな野菜は全く食べず、自分の好きなものは家族の分であろうと何も考えずに好きなだけ食べてしまうフトシさんに頭を悩ませるヒカリさんは、フトシさんだけ食事の場所を別にしたり、フトシさん専用のお菓子を用意するなど対策するも、ヒカリさんが少し席を立った隙に食べかけのご飯を食べられたり、隠しておいた子どものお菓子も食べられてしまったりとフトシさんの食い尽くしはなくなりません。注意するといつも「俺のお金だろ」と言い返してくるフトシさんに、実家からお米や野菜を送ってもらったりかさ増し料理を作ったりしてなんとかやりくりをしているけれど家計が苦しいと現状を必死に説明し「もう限界だよ!」と訴えたヒカリさんですが、フトシさんには全く響いておらず「はいはい、わかった。で、カップ麺とかないわけ?」と返されて終了。もう自分一人では抱えきれないと感じたヒカリさんは、実家の母親に電話をかけました。

1話目から読む

みんなで食べるための人数分のシュークリームも夫の餌食に

どれだけ訴えてもフトシにはわかってもらえず、もう自分だけでは抱えきれないと感じた私は、実家の母に助けを求めることにしました。

それからしばらくして、私たち家族は実家に帰省。同じタイミングで姉たち家族も来てみんなで集まりました。「お母さん、唐揚げ用のお肉、あと揚げるだけにしてあるからね」この日は下ごしらえをした唐揚げ用のお肉を持参した私。「ありがとね!ヒカリの作る唐揚げ、ショウヘイくんが楽しみにしてるのよ~!」と母に言われ、甥っ子のショウヘイくんが喜んでくれる姿を想像して食事の時間を楽しみになりました。

「皆、今日は集まってくれてありがとう」と出迎えてくれた父に、姉たちの夫ヨシキさんとトシヤさんが「こちらこそありがとうございます、お義父さん」とお礼を言う中、フトシは「いえいえ~」とあっさり。その後、サオリ姉の娘マミちゃんが「おばあちゃん!シュークリーム買ってきたよ~」と持ってきてくれ、ユカリ姉も「うちはドーナツ。あとで皆で食べましょ」と持ってきてくれました。

しばらくすると、ヨシキさんとトシヤさんが「お義母さん、何か手伝うことありますか?」とキッチンに顔を出しました。「じゃ、できた料理から皆のところに運んでもらおうかしらね!」と母が遠慮気味に言うと、二人とも「わかりました」「お皿準備しますね!」と笑顔でてきぱきと動き始めました。

しばらくすると、今度はユカリ姉の息子ショウヘイ君が「ばーちゃん!俺おにぎり食べたいから作ってもいい?」とキッチンにやってきました。「じゃあ先にみんなのご飯よそってから作ろうね」「やった~!」と楽しそうに話す二人を微笑ましく見ながら私は食事の準備を手伝っていました。

その頃、別の部屋では「あれ?!フトシおじさん、なんでもうシュークリーム食べてんの?!みんなで食べようと思ってたやつなのに・・もう三つしか残ってないじゃん~!!うそでしょーっ」と驚愕するマミちゃんに、「え?だめなの?」ときょとんとして言いながらフトシがまだシュークリームを貪っていました。

この日はヒカリさんの実家に3姉妹がそれぞれの家族を連れて集まりました。ヒカリさんは下ごしらえをした唐揚げ用のお肉、長姉のユカリさんはドーナツ、次姉のサオリさんはシュークリームを持ち寄りました。その後、姉たちの夫ヨシキさんとトシヤさんが自分から食事の準備を手伝う中、フトシさんはいつの間にかみんなで食べるためにサオリさんが買ってきたシュークリームを一人でばくばく食べていたのです。「なんでもう食べてんの?もう三つしか残ってないじゃん!」と驚きを隠せない姪っ子のマミちゃんに、「え?だめなの?」とフトシさんはきょとん。
フトシさん、あり得ません!自分の家でだけでなく、妻の実家でも平気でやってしまうとは・・。しかも、マミちゃんがドン引きしていることにもフトシさんは気づいていなさそうですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

最新のコメント
  • アンディママ より

    皆の分のシュークリーム
    弁償させなよ
    何が悪いのか
    全くわかってないじゃん

  • ななし より

    義父の「集まってくれてありがとう」に対して「いえいえー」って返事してる時点で異常なんだよな

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