[27]父の浮気|仕事をしない妻に夫が謝る不思議「慣れないことをお願いしたから」言いつつもため息が止まらない

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前回のお話

20年連れ添った夫ケイさんから、浮気相手の妊娠を理由に離婚を切り出されたリナさん。子どもたちのことを心配するも、娘ジュリちゃんは既にケイさんの浮気を知っていて、離婚すると伝えた時も動揺した様子はありませんでした。その後、ジュリちゃんがケイさんについていくと言い出し、強引に自分の部屋を作らせたり、エリカさんにご飯の準備や塾の迎えを頼んだりとやりたい放題のジュリちゃんに振り回されて限界を感じ始めたエリカさんはケイさんに不満タラタラ。危機感を覚えたケイさんがもう少し配慮してとジュリちゃんに頼むと、提示する条件を飲めるなら家から出て離婚にも協力すると交渉を持ち掛けられ、提示された金額にうろたえるケイさん。でもエリカさんと幸せに暮らすためと条件をのみました。その後、ジュリちゃんが提示した条件で公正証書が作成され、ついに離婚が成立。その後、復讐を計画していたジュリちゃんにリナさんは思わず呆れ顔をした後、「でも本当に助かった、感謝しかないわ」と心からお礼を伝えると、「でも、パパたちこれから大変だと思うよ」とジュリちゃんが呟きました。その後、ケイさんが雑務に追われながら、「全部リナがやってくれていた」と思いを馳せていると、新しいバッグが入荷したからと出かけ、食事も作ろうとしないエリカさんからの連絡にモヤモヤ。帰宅後も「今週末レストランでディナーしない?」と相変わらずのエリカさんに仕事を手伝ってと頼むと、考え込んだ後、「私がやるね」と言いました。

1話目から読む

「あっ、リナさんにお願いしたら?」元妻に仕事を頼めと楽したい妻が言う

雑務をこなしていたケイさんは、これまでリナさんがどれほど配慮してくれていたのかを実感。帰宅後、「今週末レストランでディナーしない?」と相変わらずのエリカさんにげんなりするも、仕事を手伝って欲しいと提案。働かなくていいって言われたのにと渋るエリカさんでしたが、最終的に「私がやるね」と受け入れました。

そしてある日のこと。
「お願いしてた礼状ってできてる?」ケイさんがそう言うと、「あっ、ごめんなさい」と謝るエリカさん。「ちょっと体調悪くてまだ、できてないの」と言い訳。「じゃ、この書類の整理って・・」と不安そうなケイさんに、

「まだ、見れてなくて」と焦りながら答えるエリカさん。「え?1週間そのまま?」とケイさんが驚くと、「ご・・ごめんなさい。一生懸命してるんだけど」と目をうるうるさせながらエリカさんが言いました。

「ハァ~、いや、いいんだ。慣れないことをお願いしてるのはこっちだから」と自分の心を慰めるように言うと、「期限があるものは私できないかも」エリカさんにそう言われ、「わかった。じゃ、これは俺がするよ。ハァ~」答えながらもため息ばかりのケイさんに、

「うん・・あっ!リナさんにお願いしたら?」と提案すると、「え?」と驚くケイさん。
「喧嘩別れとかじゃないし、リナさんも仕事探してるかもしれないよ?」エリカさんにそう言われ、「そっか。聞いてみようかな」とその気になるケイさん。

でも実は・・。
「どうして私がリナさんの代わりに仕事しなきゃいけないのよ」と不満そうなエリカさんは、「もっと楽できると思ってたのにな~。バッグとか服とかも、付き合ってた時より制限されるし」と不満が次から次へと溢れていました。

リナさんがしていた仕事を代わりにやると言ったエリカさん。でも、ケイさんに「礼状できてる?」「書類の整理って・・」とたずねられても何もできておらず、体調が悪い、見ていないと言い訳ばかり。挙句の果てに「どうしてリナさんの代わりに仕事しなきゃいけないのよ」と不満タラタラのエリカさん、エリカさんがしたかったことは、楽して好きなだけ買い物をしたかっただけなんですね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

最新のコメント
  • くそ より

    愛人も悪いが
    夫が最も悪く諸悪の根源
    誅するしかない

  • 読者 より

    どんな思考回路してんのよ…脳内、お花畑っていうより荒れ地?(笑)

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