結婚式前夜の夫婦の部屋に父親を泊めようとする夫に絶句

結婚式を翌日に控え、沖縄に到着した私たち。ショウタが義母や義妹に内緒で招待していた義父を交えての微妙な空気の食事会もなんとか終えてホテルに戻ると、ショウタから義父がホテルを予約していないと聞かされビックリ。

てっきり航空券と一緒にホテルもショウタが取ってあげているとばかり思っていた私は「ショウタ・・お義父さんに部屋取ってあげてなかったの！？」と聞くと、「いや・・一緒に予約しようかって聞いたんだけど、自分でするって話してたから・・」とショウタも困った様子で、私は「う、うそでしょ・・」と驚きました。

すると、ショウタが申し訳なさそうに「でさ、本当に申し訳ないんだけど、この部屋に泊めてもいいかな？」と聞いてきました。「え・・このスイートルームに・・？」私は耳を疑いました。一生に一度の結婚式だからと奮発したスイートルームに義父を泊める？結婚式の前日に？？衝撃を受ける私に、ショウタは平然と「うん・・広いしさ」と悪びれず言いました。

「え？本気？」そう聞き返すと、「さすがに母さんと妹の部屋にってわけにはいかないかなって思って・・」と義母たちを気遣うショウタ。「ちょっと待って。だからってどうして私たちの部屋は大丈夫ってなるわけ？」私への気遣いは一切ないショウタに愕然としながら詰め寄ると、「だ・・だって、父さん困ってるし・・」と義父を心配するショウタ。

「・・ダメかな」と再度ショウタに聞かれた私は、「ダメっていうかイヤなんだけど・・。私たち新婚だよ・・？」と思い、どうしても「いいよ」と言えませんでした。

すると、ショウタは「はぁ・・」と大きなため息をついて「わかったよ・・。母さんに一度聞いてみるから・・」と目も合わせず言いました。まるで私がワガママを言っているかのようなショウタの態度・・。気持ちよく「いいよ」と言えない私がいけないのでしょうか？でも・・結婚式を明日に控えた夫婦の部屋に義父が泊まるなんて誰だってイヤなはず。

ショウタさんに招待されて結婚式に参列するために沖縄へやってきた義父ですが、自分で予約すると言っていたホテルを予約していませんでした。それを知ったショウタさんは、あろうことかマミさんと二人で泊まる予定のスイートルームに義父を泊めたいと言い出し、マミさんが抵抗すると大きなため息をついて「わかったよ。母さんに一度聞いてみるから」と一旦引き下がりましたが、了承しないマミさんが悪いかのような態度を取るショウタさんにマミさんはモヤモヤ。
自分の家族には気遣いを見せるショウタさんですが、マミさんへの気遣いはどこへ行ってしまったのでしょうか？広いからとか、部屋数があるからとか、そういう問題ではないですよね。結婚式前日にあんなデリカシーのない義父と宿泊なんて・・絶対にイヤです。

※ストーリーは実話を元にしたフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：船井 秋　編集：石野スズ
作画：マキノ
元気姉弟を子育て中の主婦。
SNSで育児絵日記を描いています。