将来のためにお金を貯めていただけなのに「ビンボー」呼ばわり!?


送料や手数料を節約するために、フリマアプリよりも、保育園のママさん相手に、人からもらったおさがりを売るようになった私。おさがりの在庫がなくなったので調達しに保育園に向かいますが、ことごとく断られてしまいます。結局その日は収穫なし。心の中でため息をついていると、そらが急に「うちってお金がないの?」と聞いてきました。
思いがけない言葉に、私は「えっ」と驚きます。するとそらは悲しそうな顔で「みんなが『そらんちはビンボー』だって・・・」と言いました。

「えっ!誰に言われたの!?」と聞くと、そらは今にも泣き出しそうな顔で「みんなだよ・・・お金がないからママはみんなにお洋服もらっているんでしょ?」とつぶやきました。確かにおさがりはもらっていたけど、それはマイホームの購入資金を貯めるためであって、決して生活が苦しいわけじゃない・・・将来のために頑張っていただけなのに。

私はそらの肩をガシッと掴み「違うよ!お金がないんじゃないよ、お金を貯めているんだよ!」と言います。嫌な思いをしたのか、そらは涙をポロポロとこぼしながら「でも・・・ゆうくんも、たかくんも、じゅんくんも・・・みんなママにお金をあげたって!」とつぶやきました。

「違うよ~!体操服を買ってもらったから・・・ただでお金をもらったんじゃないよ!」私は声をあげて泣くそらをぎゅっと抱き寄せ、背中をポンポンと叩きながらなだめます。そして「なんて失礼なの!みんなのいらないものをもらったり安く売っただけなのに!」と心の中で怒りを募らせました。

「明日、ママがみんなに伝えるから!そんなひどいことを言うなんて許せない!」私はいらないものをもらって人に安く譲っただけ・・・将来のためにお金を貯めて、少しでも家族の役に立とうとしただけなのに、それの何が悪いの?しかも子どもに伝えるなんて許せない。怒りと悔しさが込み上げました。
保育園で「そらんちはビンボー」と言われたことを泣きながら告白するそらくん。確かにおさがりはもらっていたけど、それはマイホームの購入資金を貯めるためであって、生活が苦しいわけではありません。ルミ子さんは「みんなのいらないものをもらって安く譲っただけなのに、それをビンボー呼ばわりするなんて許せない!」心の中で怒りを募らせます。そして「明日、ママがちゃんとみんなに伝えるから」と言うと、そらくんをぎゅっと抱きしめました。子どもも巻き込んでしまったルミ子さん。しかし、自分の行動が原因とは思っていないようです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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そろそろ気付こうか。
子供は良くも悪くも正直だからね。
親が言ってることはそのまま言って来る。
ここまでやってたなら自業自得だよ。
子供が巻き込まれた事を反省しろって。