[8]夫は食い尽くし系|食い意地えげつない「全部俺の稼いだ金で買ってるから好きに食べる」泡と消えたプリン

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前回のお話

夫フトシさんが、好きな食べものを好きなだけ、子どものことすら考えずに食べ尽くしてしまい、対応策として大量に作っても、ほんの少し野菜が入っているのを見つけいぇ「野菜嫌いって言ったよね!?」とたちまち不機嫌になることに頭を悩ませている妻ヒカリさん。ある日、2キロもの肉で唐揚げを大量に作り、副菜のコールスローサラダはフトシさんが食べないことを考慮して、子どもたちと自分用にだけ少なめに準備するも、ヒカリさんがせっせと揚げる唐揚げを子どもたちに食べさせず、次々にひとりで食べてしまう始末。そのうえコールスローサラダをもっと食べたいと要求されヒカリさんはドン引き。子どもたちが一つも食べられずに見ている前で唐揚げをガツガツ食べ始めるのを見て、揚がった唐揚げを子どもたちの前に置くと、子どもたちには一つずつ渡し、あとは全部食べようとするフトシさんに、「食べ物のことで我慢したくない。やりくりはヒカリの仕事」と言われ、「養ってもらってる立場だし」と考え込むヒカリさん。「ママ全然食べてないでしょ?」と唐揚げを差し出すユウヤくんには思わずほっこり。その後、お腹いっぱいになったフトシさんがデザートのプリンにロックオン!「二個まで」とヒカリさんに言われ、「わかったわかった」と空返事するフトシさんを「本当にわかってんの・・」とヒカリさんは疑わしい目で見ていました。

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「残すのはもったいないから『食べてあげた』」夫の神経を疑う

「食事の量をやりくりするのはヒカリの仕事」とフトシに言われ、「確かに養われてるし・・」と考え込んでいると、ユウヤが来て「全然食べてないでしょ?」と唐揚げを差し出してくれました。優しい心遣いにほっこりするも、お腹いっぱいになったフトシにプリンを要求され、「二個までなら食べてもいい」と伝えると「わかったわかった」と空返事。「本当に分かってんのかしら・・」と疑いの目を向けていたのですが・・。

翌朝。
「あーっ!!プリンがない!!」冷蔵庫を見て驚いた私は、「フトシ!!プリン食べちゃったの!?昨日食べないでって話したでしょ!?」と言うと、「え~、だって冷蔵庫にあったら食べるだろフツー」とあっけらかんとしながら答えるフトシ。

「昨日は食べちゃダメってわかってたけど、今日も残ってたからもういらないのかと思って~」と鼻歌を歌いながら言うフトシに、「今日食べようと思って残してたの!!」と反論すると、「だったら昨日の時点で明日食べるから手を出すなって言えばいいだろぉ!?」フトシがイライラしながら言い、

「俺は残すならもったいないと思って、わざわざ『食べてあげた』んだぞ!?」と恩着せがましい口ぶりに、子ども達もちょっぴり不安そう。「それにしてもよ!?食べる前に確認くらいしてくれてもいいじゃない!」私がそう言うと、

「だってヒカリは子ども達の世話でバタバタじゃん?プリン食べる暇もなさそうだから俺が気を遣って・・」と上から目線でえらそうに言うフトシに、「はぁー・・だからね・・?それは『気を遣っている』とは言わないんだってば・・」と呆れて言い返すと、

「なんだよ?食材は全部俺の稼いだ金で買ってんだぞ?だったら俺の好きに食べても文句言えないだろ??」と強気のフトシに、「いちいちうるさいんだよ!なんだよプリンくらいで!!」と怒りをぶつけられ、「『プリンくらいで』って・・あれ限定品だったのに・・」と小さな声で呟くことしかできませんでした。

「プリンは二個まで食べていい」と伝えたにもかかわらず、翌朝冷蔵庫を開けるとプリンは一つもなし!フトシさんを問い詰めるも、「今日も残ってたからいらないのかと思って~」と鼻歌交じりに言われ、挙句の果てに「わざわざ食べてあげた」と言い出す始末!最終的に「全部俺の稼いだ金で買ってるから文句言えないだろ??」と詰め寄られ、何も言えなくなったヒカリさん、フトシさんの常識は食べ物の前では簡単に砕け散るのを目の当たりにしましたね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。

最新のコメント
  • すい より

    食い尽くしというのは、結局、家の食べ物は自分の好きにできるというマウントだということがよくわかる。食べる人だから、人のものまで食べてしまうことは、ない。

  • みゅう より

    こんな卑しすぎる豚なんか子供に悪影響でしかない。プリン食べられるのだって絶対わかってたはず。なんでこいつと一緒に生活を続けようとするのか謎。実家に一度相談してみては?

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