3歳の息子アキくんと同い年の子を持つまーくんママ、よっくんママ、つーくんママと仲良くなったまるさん。つーくんは3歳とは思えないほど気遣いができる絵に描いたような良い子で、手がかからないから感情的に怒ることはないと話すつーくんママの話をまるさんは驚きと感心の思いで聞いていました。しかしある時、つーくんがこっそりまーくんの靴を踏みつけて笑っていたり、まーくんのハンカチをわざと落とす瞬間を偶然目撃してしまい驚くまるさん。そして、ぐちゃぐちゃにした靴を整えてあげたりハンカチを拾ってあげたりと周りにアピールするかのように親切を装うつーくんを見てまるさんは困惑。その後、みんなで遊んでいるときにつーくんが突然まーくんの頭をげんこつで叩き泣かせてしまいました。その場面を見ていなかったつーくんママにまーくんママが状況を伝えると、「じゃあまーくん!やり返しちゃえー!」とまさかの発言。まるさんが「謝らせた方がいいと思う」と言ってもつーくんママは悪びれることなく「ケガがなければオッケーでしょ!」「加減して叩いてるから大丈夫だよ」と的外れな言動ばかり。モヤモヤしながらも帰りにみんなで一緒にスーパーに寄ることになり、まるさんとまーくんママは自分の子どもと手を繋いで歩いていましたが、つーくんは野放し状態。心配したまるさんがつーくんママに「危ないから手繋いだ方がいいよ」と伝えると、つーくんママは「2回しか迷子になったことないから大丈夫だよ」と自信満々に言いました。迷子になったことがあるのに手を繋がないことに驚くまるさんですが、つーくんママは「いつもすぐ見つかるし問題ないよ」とにっこり。その直後、つーくんの姿が見えないことに気づきまるさんとまーくんママは焦って探しますが、つーくんママは「見えなくなっちゃった」と焦る様子もなし。しばらくして無事に見つかったつーくんにまるさんが「一人で先に行っちゃダメ」と注意していると、つーくんママがやってきて「ほら、ちゃんといたでしょ」とあっけらかんと言いました。
叱らないママ友
スーパー内で迷子になりかけたつーくん。しかし、つーくんママは「ここはつーくんの庭みたいなもんだから大丈夫なのよー!」と呑気に言いました。
すぐに見つかったから良かったものの、自分の子どもが迷子になりかけたのに全く心配する様子のないつーくんママにまるさんは「嘘だろ・・」と唖然。
まるさんは黙っていられず「走ったら危ないし、ここはかくれんぼするところでもないの。ほかのお客さんにぶつかったら大変だしね。分かるかな?」とつーくんに話しました。
つーくんはまるさんの言葉に「はーい」と素直に返事。「ん。じゃママと手繋いで!」とつーくんを促しながらも心の中で「なんで私が!?」と疑問に思うまるさん。
まるさんに言われた通り、ママと手を繋いでくれたつーくん。
しかし、つーくんママは「ふたりとも、一人目育児だから?めーっちゃ慎重すぎない?『見守る』『信じる』『思いっきりやらせる』ことも必要だよー?」とつーくんを心配するまるさんとまーくんママのことを大げさだと笑いました。
まるさんに注意されて素直に手を繋いでくれたつーくんにホッとしましたが、つーくんママにはまるさんの心配が全く伝わっていないようですね。
※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。
[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。
[編集]ママ広場編集部
つーくんママの考え方は共感できる部分もありますが、信じて見守ることと好き勝手にさせることは違うような気がしますね。