食い尽くし系夫に対抗するため、５合分のチャーハンを用意！

私の夫はいわゆる「食い尽くし系」です。家族分お皿を分けても、テーブルに出されているものは全部食べてもいいと勝手に判断して１人で食べ尽くしてしまいます。子どもたちの分だと言っても聞く耳をもたず、それどころか「朝からイライラさせるなよ、やる気無くすわ～」と逆ギレ。よく食べると知ってて少ない量しか作らないことが問題だと責任転嫁する始末・・・もう参ってしまいます。

フトシに食べ尽くされないよう、対処法を考える毎日。「今日は５合分チャーハン作ったし、きっと大丈夫なはず・・・！」フトシがおかわりする分は別にして、いつも通り人数分に取り分けてテーブルに並べます。するとフトシが突然、チャーハンに入った野菜を指でつまみ始めました。

野菜だけをちまちまとティッシュの上に分けるフトシ。「何してるの？」と声をかけると、「いやさ、俺野菜嫌いって言ったじゃん？」と不機嫌そうに言います。「え？でも付き合ってた頃は小さく切っていれば食べてくれたよね？」と聞くと・・・

「あの頃は我慢してたんだよ！」と言うフトシ。「でも野菜は体にいいし子どもたちのこともあるし・・・頑張って食べてみたら？」私はどうにかしてチャーハンを食べさせようとしますが、「・・・なに？俺が嫌だって言ってるのに強制するの？」とさらに不機嫌になってしまいました。

「強制って・・・私はフトシの体のことを思ってるだけだよ」フトシの怒りを鎮めようと、なだめるように言います。するとフトシは大きくため息をついて「はぁ～・・・もうそういうの良いからさぁ、これじゃなくて何か適当に作ってよ」持っていたスプーンをカランと机に落としました。

「えぇ！？たくさん食べると思って５合分も作ったんだよ？」せっかく作ったんだから食べてよと訴えかけるも、フトシは「じゃあもうなんも食べないわ」と言い、部屋から出ていってしまいました。付き合ってた頃は、私が作った料理なら何でも美味しそうに食べてくれていたのに。結婚して子どもが産まれて、フトシはすっかり変わってしまいました。

食い尽くし系夫のフトシさんにご飯を食べ尽くされないよう、日々対処法を考えるヒカリさん。この日は、たっぷり５合分チャーハンを作りました。取り分けてテーブルに並べていると、「俺野菜嫌いって言ったじゃん？」とチャーハンに入った野菜をちまちまとよけ始めるフトシさん。ヒカリさんが「付き合ってた頃は小さく切れば食べてくれたよね？」と聞くと、「あの頃は我慢してたんだよ！俺が嫌だって言ってるのに強制するの？」と不機嫌になります。「フトシの体のことを思ってるだけだよ」と伝えるも、「そういうの良いから、これじゃなくて何か適当に作ってよ」と持っていたスプーンを机に落としました。付き合ってた頃は、ヒカリさんが作った料理なら何でも美味しそうに食べてくれていたのに・・・結婚して子どもが産まれて、フトシさんはすっかり変わってしまいました。
ヒカリさんがフトシさんのためを思って作った料理を食べないなんて、何様のつもりでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：みつけまま
2020年生まれ長男・2023年生まれ次男を育児中のワーママです。
育児の記録のため、絵日記をゆるゆると描いています。