知らなかったのは私だけ？娘は何年も前から夫の浮気を知っていた

浮気相手との間に子どもができた夫から離婚を迫られている私。子ども達にどう話そうか悩んでいると、娘のジュリから「離婚するの？」と言い当てられて驚きました。話を聞くと、ジュリは少し前に街中で女性と手を繋ぐ夫を目撃したというのです。

女性と一緒にいる夫を見かけたジュリは、声をかけてファミレスで一緒に食事をしたと言うので私はさらにビックリ。ジュリはその時のことを振り返りながら「私には友達って言ってたけど、そんなの見ればわかるでしょ？」と呆れたように言いました。

「どうして教えてくれなかったの？」と聞くと、「ママが知ったら悲しむからってパパが」と、夫に言われて内緒にしていたというジュリ。「ジュリはパパがそんなことしてなんとも思わないの？」と恐る恐る聞いてみると、

「ん～・・」と少し考えたジュリは、無表情で「でもパパ、これが初めてじゃないし」とさらり。予想外の答えに「初めてじゃないって・・どういうこと？」と聞き返すと、「ママが悲しむと思って黙ってたけど・・」とジュリが言いにくそうに話し始めました。

「パパが遊びに連れて行ってくれる時はいつも女の人がいたんだよね。今の人じゃないけど」と淡々と話すジュリ。夫は浮気相手とのデートにジュリを連れて行ってたの？信じられない言葉に私は「えっ・・！？」と頭が真っ白になりました。

夫の浮気は今回が初めてではなくずっと前から何度もあり、ジュリは父親の浮気に気付きながらも私を気遣いずっと一人で抱えていたなんて・・ショックでした。「私だけ知らなかったってこと・・？」と呟く私に「カンタも知らないと思う」と視線を落としながら答えるジュリ。「じゃ、ジュリは離婚してもいいって思ってる？」私はジュリの気持ちを聞きました。

友達と遊んでいる時に知らない女性と手を繋ぐお父さんの姿を目撃したジュリちゃんは、二人に声をかけて一緒にごはんを食べたそう。そのときお父さんは女性のことを友達だと紹介したそうですが、ジュリちゃんは女性が浮気相手だとすぐに分かったと言います。「どうして教えてくれなかったの？」とリナさんが聞くと、ジュリちゃんはお父さんから「ママが悲しむ」と言われたこと、お父さんの浮気は今回が初めてではないことを打ち明けました。ジュリちゃんが何年も前からお父さんの浮気を知りながらリナさんを気遣い黙っていたことを知りショックを受けるリナさんは「ジュリは離婚してもいいって思ってる？」とジュリちゃんの気持ちを聞きました。
浮気デートに娘を連れて行くなんて最低ですね。お父さんの浮気を知りながらお母さんを気遣ってずっと一人で抱えていたジュリちゃんはとても辛かったでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。