[17]クズ男に恋した私|「友達から連絡きた」久しぶりに会えても食事だけ。彼は私より友達優先

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前回のお話

引っ込み思案で人見知りな大学生だったミカさんは、インカレサークルで出会ったコミュ力が高くみんなに優しいレンさんに恋をし彼女同然の関係になったものの、レンさんからは「好きだけど付き合えない」と言われ続け曖昧な関係のまま数年が経過。就職して社会人になったミカさんと大学を留年し退学したレンさんはすれ違いが多くなり、レンさんからの連絡も途絶えがちになっていきますが、レンさんからたまに「会いたい」と連絡がくるとやはり嬉しいミカさん。ある日、2週間ぶりにレンさんから連絡が来て夜ご飯を一緒に食べる約束をしたミカさんは仕事帰りに待ち合わせ場所の駅に向かいました。レンさんの姿を見つけたミカさんは声をかけようとしましたが、レンさんが知らない女の子たちに「今度遊ぼう」と声をかけているところを見てしまいます。

1話目から読む

久々に会えたと思ったらご飯を食べてバイバイ

2週間ぶりに連絡をしてきて突然「会いたい」と言ってきたレンと仕事帰りにご飯に行く約束をした私。待ち合わせ場所の駅に行くと、レンが知らない女の子たちに「今度遊ぼう」と言っているところを見てしまいました。

レンは私に気付くと女の子たちに手を振って別れ、何事もなかったかのように私のところへ駆け寄ってきました。

「おかえり~」と笑顔を向けるレンに「ごめんね。待たせたよね?」と謝ると、「ぜんぜん。お腹すいたからご飯行こう!」と明るく言ってくれました。「待たせたから今日はわたしがご馳走するね!」と言うと、レンは「やったー!何食べる?」と無邪気に喜びました。

二人で食事をした帰り道。レンと過ごす時間を楽しみにしていた私は「今日はうち泊まる??」と聞きました。久しぶりに会えたしきっと泊まるだろうと思っていたのですが・・、

レンはスマホを見ながら「あー。ごめん。今友達から連絡来たから」とさらり。「また、連絡するね!」と笑顔で言われてしまい「・・わかった。次はすぐ会える??」としょんぼりしながら聞くと、「もちろん!また連絡するね~」とにっこり微笑むレン。

久しぶりに会えたと思ったらご飯を食べただけでバイバイ。あっさり友達のところへ行ってしまうレンの背中を見つめながら寂しい気持ちになりました。

それからレンは1ヶ月経っても私に連絡はくれませんでした。「すぐ会える」「また連絡する」って言ってたのに。次はいつ会えるんだろう・・。

2週間ぶりにレンさんに会えたミカさんはゆっくり二人の時間を過ごしたいと思っていましたが、夜ご飯を一緒に食べるとさっさと友達のところへ行ってしまったレンさん。「また連絡する」と言っていたレンさんですが、それから1ヶ月経ってもレンさんから連絡がくることはありませんでした。
最近のレンさんは「会いたい」とミカさんに連絡してきても、スーツを買ってもらったりご飯をご馳走してもらったりするとすぐに帰ってしまいますね。ミカさんのことを大切にしているようには見えませんよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母

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