不倫相手の努力と人柄の良さに、もっと惹かれていく。

カオルの代わりに、ずっと欲しかった子どもを授かってくれたチナツ。俺はチナツと再婚するために、妊娠の報告もかねて実家に出向きました。母を含めた3人で今後のことについて話していると、弟のソウが息子のカズキくんを連れて遊びに来ました。ソウにチナツを紹介しましたが、状況をうまく飲み込めていない様子。家族全員に受け入れてもらうまでは時間がかかると思うけど、きっと良好な関係を築けるはず。これで、後はチナツと籍を入れるだけになりました。
チナツが一人暮らしであることを告げると、母はお茶を飲みながら「早々にウチに住みなさい、家のことも覚えてもらわないと」と言いました。

母の言葉に、チナツは嬉しそうな表情で「お義母さま・・・一生懸命頑張ります!」と言いました。これでやっと跡継ぎの催促をされなくてすむし、大好きなチナツとも正式に夫婦になれる・・・俺は胸を撫で下ろしました。

その後、チナツは早速家に入り、料理や掃除、洗濯など、妻としての仕事を一生懸命覚えていきました。俺の家族との関係も良好みたいです。この日も、弟のソウが息子のカズキくんを連れて実家に遊びに来ていました。カズキくんはチナツのことを気に入っているようで、2人で縁側に座って話をしています。チナツが「この子が生まれたら、お兄ちゃんになってくれる?」と聞くと、カズキくんは「うん!もちろんだよ!」と笑顔で言いました。

「もう仲良くなったのか」と聞くと、チナツは嬉しそうに「ツバキさんの里帰り出産の間は、私がカズくんのママなの」と言いました。カズキくんと目を合わせて、ねー!と笑い合うチナツを見て、チナツが俺の子どもを授かってくれてよかったと心の底から思いました。

カオルと違って、母との関係も良好で、弟家族にも分け隔てなく接するチナツ。その努力と人柄の良さに、俺はもっとチナツが好きになりました。俺が「早く結婚したいな」とチナツに笑いかけると、「私も!」と言ってくれました。
跡継ぎを授かったことで、ツカサさんの母親に妻と認められたチナツさん。ツカサさんは、これでやっと跡継ぎの催促をされなくてすむし、大好きなチナツとも正式に夫婦になれる・・・と胸を撫で下ろしました。チナツさんが一人暮らしであることを告げると、ツカサさんの母親から「早々にウチに住みなさい、家のことも覚えてもらわないと」と言われ、早速家に入ることに。料理や掃除、洗濯など、妻としての仕事を一生懸命覚えていきました。チナツさんは、ツカサさんの母親だけでなく弟家族との関係も良好で、弟ソウさんの息子のカズキくんともすっかり仲良くなっていました。チナツさんの努力と人柄の良さに、ツカサさんはチナツさんのことがもっと好きになりました。
カオルさんの気持ちを全く考えず、自分が幸せになることしか考えていないツカサさん。人に悪いことをしたら自分に返ってくるという言葉がありますが・・・何もないことを願うばかりです。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:和栗ぐり
長女みーちゃん、長男はーくん、1歳7ヶ月差の年子姉弟の日常を描いてます。
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