「私の為に頑張ってくれてるんだし」自分に言い聞かせながら一人で歩く

次の日。約束通りレンのスーツを探しに行った2人。いろいろ見て回り、私がおすすめするスーツが気に入ったようでしたが、予算オーバーで諦めるというレンに、思わず「私が買ってあげる!」と言うと、戸惑いながらも嬉しそう。「就職活動頑張って!」とエールを送ると、「オレ、頑張って早く一人前になって、堂々とミカに付き合ってくださいって言えるようにするね」と言われ有頂天でした。
そして、無事スーツを購入した私。レンにプレゼントした後、「これからどうする?」とカフェかな?買い物かな?と想像しながらそう言うと、

「あっ・・さっき、先輩に連絡したら今から会えるって言われたんだ」とレン。「そ・・うなの??」と私が言うと、

「だから今から会ってくる!ミカありがとう!また連絡する!」そう言って走って行ってしまうレンにビックリしつつ、「え、あ・・うん!頑張って!」と言ってレンの背中を見送りました。

レンと別れてから街の中を一人で歩く私。

「今日はそのままレンといられると思ってたのに・・。でも、私の為に頑張ってくれているんだし・・。私が邪魔しちゃいけないよね」と自分に言い聞かせるのでした。
レンさんが予算オーバーだったスーツを「私が買ってあげる!」とプレゼントすると申し出たミカさん。無事購入しスーツをレンさんに渡した後、「これからカフェかな?買い物かな?」と思いながら話しかけると、これから先輩に会うと言われ何も言えなくなってしまいました。「また連絡する!」と言って去って行ったレンさん、ただミカさんにスーツを買ってもらおうとしただけ、じゃないですよね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母
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