[12]クズ男に恋した私|泊まると聞いて心躍る「スーツ選んで?」ねだられてキュン。明日も一緒にいられる

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前回のお話

引っ込み思案で人見知りな大学一年生のミカさんは、インカレサークルで出会ったコミュ力が高く周りへの気遣いもできるレンさんに恋してしまいます。知り合ってしばらくが経った頃、ミカさんは思い切ってレンさんに告白しますが、過去の恋愛のトラウマを理由に断られてしまい友達関係を続けることに。その後就職活動が始まったミカさんは、レンさんと会う頻度も減り相変わらず曖昧な関係が続いていました。就職先が決まった頃、レンさんから呼び出されたミカさんは、単位が足りず大学を卒業できないことを知らされ、落ち込んだ様子で話すレンさんに「嫌いになんてならないよ!」と言うと、「ミカと付き合う人は幸せだろうね」と呟くレンさん。「私はレンと一緒にいたいんだよ?」と必死で言うと、「オレが大学卒業して就職したら、一緒に住めるかな?」とレンさんに言われ「一緒にいてくれるの?」とたずねるミカさん。いつになく真剣な眼差しのレンさんに、「うん!一緒にいるだけで幸せだから!」と答えたミカさんが社会人になると、すれ違いが多くなり不安に。そして、アツシくんからレンさんが大学を辞めたと聞かされて驚いているとレンさんから連絡が。「会いたい」と言われ、「私も会いたい!」と嬉しくなりました。

1話目から読む

「この服で先輩に会いに行っていいかな?」能天気カジュアルルック

社会人になり、大学生のレンとはすれ違いばかり。そんなある日、バスケサークルで知り合ったアツシくんから、「久しぶり、レン大学やめたよ」と連絡が。さらに数週間後、やっとレンか連絡が!「今からそっちに行っていい?」と言われ、「待ってる、私も会いたい!」と嬉しくなりました。

そして久しぶりに会ったレンに、「ごめんね。最近連絡できなくて」と謝られ、「ううん。大丈夫だよ。何かあった??」とすぐに許す私。

「ミカにちゃんと付き合おうって言いたくて就職活動頑張ってたけど・・大学も辞めたし・・全然就職先が見つからなくて・・だから合わせる顔がなくて・・連絡できなかった」レンの言葉を聞いて、

「ううん。私のこと考えてくれていたの。すごく嬉しい」私がそう言うと、「今度、大学のOBの先輩と会うんだ。もしかしたら働き先見つかるかもしれない」レンの言葉に「すごいじゃん!」と言うと、「でさ!」と話を切り出すレン。

「この服で先輩に会いに行っていいかな~?」とTHEカジュアルルックな出で立ちで平然と言うレンに、「えぇ・・」と言葉を失う私。

「えっと・・先輩は何をしている人??」とたずねながら、「よく見たらシャツに英語書いてある・・仕事の話するんだよね??」と心の中はパニック!「商社で働いていて・・」レンの言葉を聞いて、「・・スーツの方がいいかもしれない」と言うと、

「そっか。じゃ、明日選んでくれる??ミカ先輩」とウインクしながらレンにお願いされて、

「えー!?明日も一緒にいられるの??」と驚いて言うと、「うん。今日、泊まってもいい??」とニッコリ笑顔で言うレンに、「もちろんだよ!!」と慌てて立ち上がりながらそう答えたのでした。

社会人になったミカさんと大学生のレンさんは日に日にすれ違いが多くなり、連絡も取れない状況に。ある日、バスケサークルのアツシさんからレンさんが大学を辞めたと聞き驚くミカさん。するとレンさんから電話があり久しぶりに会うことに。大学の先輩に会うからスーツを選んで欲しいと言われ、そのまま泊まることになったレンさんに、有頂天なミカさん、なんだか都合良く扱われてしまいそうでモヤモヤしますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母

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