[6]私はこれで義母に嫌われました|荷物からも嫌がらせ「ママこれなあに?」ぐちゃぐちゃのアルミホイル

アイコンイメージ
前回のお話

毎年お母さんの誕生日にお花を贈っている小夜さん家族。お母さんは喜んでくれたものの、「早く『あのこと』を話さなくちゃ」と言うと、夫海斗さんに謝りました。義母からの電話で「久しぶりに誕生日に来てくれる」とお母さんが言うと嫌味を言われて動揺。「小夜さんの失礼さは目に余る!人をバカにして!」と怒り出す義母にビックリしたお母さんが慌てて謝るも酷い言いよう。すっかり義母の誕生日を忘れていたと小夜さんが慌てるも、昨年義母に来年からプレゼントはいらないって言われていたことを思い出し海斗さんをチラリ。義母が誕生日に一日中待っていたと聞き、しゅんとする海斗さんにドン引きする小夜さんは、モヤモヤしつつ義母に電話して謝りました。それから少しして義実家へ行った小夜さん家族。手土産のケーキを渡すもキッチンには入れてくれず、みんなで食べるはずのケーキも、小夜さんだけソファへ案内されて一人ぼっち。「この仕打ち露骨過ぎない」とイライラが止まらない小夜さんに気づき、海斗さんが声をかけようとすると遮る義母。ドデカボイスで嫌味を言い返した後、持っていたペンでヒョウの絵を描いてSNSに投稿すると、同志たちの「いいね!」とコメントが鳴り止まず、ののちゃんはビックリしました。

1話目から読む

「今度うちにも遊びに来てください」義母への電話でほくそ笑む

手土産のケーキを一人だけ離れたリビングで食べるよう義母に言われ、夫が気にかける義母に遮られ一人ぼっち。あまりに暇でヒョウの絵を描いてSNSに投稿すると、たくさんの「いいね!」と賛同コメントをもらい、ののも驚いていました。

そしてある日のこと。
「ピンポーン!宅配でーす」と荷物が届きました。

「お義母さんから・・なんだろう?」ずっしり重い段ボールを受け取って驚いていると、「ママ~、早く開けてみようよ~」とののが言いました。

早速開けてみると、ののと夫への宛先が書かれた荷物がたくさん!
「わーすごいね!プレゼントがいっぱいだね~!のの、ばぁばにお手紙書く!」と嬉しそうに言うののに、「そうね。きっとばぁば喜ぶよ」と答えました。

「絵本に文房具・・手作り総菜・・ホントいっぱい入ってるな~。あとは・・」と段ボールの中を覗くと、

「え・・パンツに靴下・・」なんと夫用のパンツと靴下が山盛り入っていてビックリ!

手紙には、「小夜さんは仕事で帰りが遅くて外食が多いみたいね。海斗やののちゃんにはちゃんとした料理を食べて欲しくて私の手料理を送るわね。小夜さんは手が回らないでしょうから、海斗の身の回りの物も送ります」と書かれていて、私は怒りで震えが止まりませんでした。

すると、「ねぇママ、これなあに?」と差し出されたのはぐちゃぐちゃになったアルミホイルで・・「え・・何コレ?」と呟いて中を開くと、

バラバラと出て来たのは剝き出しのナッツ!「えっ・・ナッツ?しかも・・食べかけ?」と驚いた後、

「・・これは私宛ってことですよね・・お義母さん!」とまたしてもイライラが・・!!

そしてその夜。
「あっ、お義母さん。今日お荷物届きました~。こんなにたくさんありがとうございます。今度、うちにも遊びに来てください。海斗さんとののがぜひにって。はい・・はい・・楽しみにしています」義母にそう伝えた後、

電話を切って思わず笑いがこみ上げてきました。

ある日届いた義母からの荷物にはののちゃんと海斗さんへの荷物がいっぱい!絵本や文房具、手作りのお惣菜に海斗さんの下着まで!驚く小夜さんにののちゃんが差し出したのはぐちゃぐちゃになったアルミホイル。中には剝き出しのナッツが入っていて、「これは私宛ってことですよね!」と怒りがこみあげてきた小夜さん、義母に電話をした後笑っていたのは、何やら作戦があるようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi

この記事をSHAREする