[24完]夫の嫌いなところ|新しい人生が「もっと頼ってもらえると嬉しい」優しい上司を超えた彼にドキドキ

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前回のお話

ナズナさんが何度言っても自分が飲んだペットボトルや脱ぎ散らかした服を片付けない夫ツカサさん。ツカサさんに注意せずナズナさんに説教する義母に我慢の限界になり、ツカサさんに離婚の意思を伝えて実家へ。なぜかナズナさんが自分のことをまだ好きだと勘違いするツカサさんは余裕の態度で離婚に同意し、「今なら許してやる」と意味不明なことを言い出すツカサさんを置いてお店を飛び出し「サインもらえてよかった」とホッとしてスッキリ。それから数か月後ツカサさんは会社で離婚したことを聞かれたツカサさんは、ペットボトルや脱いだ靴下を片づけるのは「気づいた方がやればいい」と持論を展開するツカサさん。それを聞いて「モラマザ」と昼休み女性社員になじられたツカサさんが飲み会はないかとたずねると「モラハラ・マザコン・ナルシストで評判悪い」と同僚に言われショックを受けるツカサさんは、「ナズナ今何してるんだろ」と週末ナズナさんの実家へ。ちょうど車に乗り込むナズナさんを見かけて声をかけると「何かあった?」とイヤな顔をするナズナさん、すると車から「大丈夫?」と降りてきたイケメン男性に「ナズナさんとお付き合いしてます」と言われて動揺するツカサさん。キサラギさんと二人、車を出すと、今日のイベントの成功を心配するナズナさんを励ますキサラギさん。そう二人は仕事仲間なのでした。

1話目から読む

「俺のこと好きだったろ?なんだよ?」離婚した元妻にしがみつく

ナズナさんを問い詰めるツカサさんに、「ナズナさんとお付き合いしてます」とハッキリ伝えたキサラギさん。動揺するツカサさんに、食事の予約があるからと車を出したキサラギさんは、ナズナさんの彼氏のふりをして助けてくれ、今日のイベントを成功させるよう励ましてくれました。

走り去って行った車が見えなくなり、「誰だよ・・アイツ」と文句を言うツカサさんは、「ナズナ・・なんだよ。俺のこと好きだったろ?なんだよ?どういうことだよ?」トボトボ歩きながら不満タラタラ。

そして今日のイベントを無事に終えたナズナさんとキサラギさん。
「今日はありがとうございました」ナズナさんがお礼を言うと、「クライアントからも評判良かったよ!頑張ったね」キサラギさんが褒めてくれ、「今日はよく眠れそうです!あっ、私近くの駅までで大丈夫です!」とナズナさんが伝えると、

「旦那さん、まだいたら大変じゃない?」キサラギさんにそう言われ、「え?」と言うと、「心配だから送っていくよ」と申し出てくれました。キサラギさんの言葉にちょっぴりドキドキするナズナさん。

車に乗り込んだ後、「朝からご迷惑をかけたのに、これ以上は・・」と言うと、「僕としてはもっと頼ってもらえると嬉しいけどね」キサラギさんの言葉に「えっ」思わずドキッとしてしまいました。

その後、家に着いたツカサさん。
「ただいま~」と言うと、「おかえり~」といつものように母親が出迎えてくれました。
部屋に行ったツカサさんがスマホを取り出すと、会社のみんなが楽しそうに焼肉を食べているのを見て、ポツンと独り、ソファに座りこむのでした。

「誰だよ・・アイツ」2人を乗せた車が走りさった後、文句を呟くツカサさん。ナズナさんがイベントを無事終えてホッとしていると「心配だから送っていくよ」とキサラギさんから申し出が。車の中では「もっと頼ってもらえると嬉しいけどね」と告白めいた言葉にナズナさんはドキドキ。その頃家に帰ったツカサさんを義母が出迎え、ソファに寝っ転がってスマホを取り出すと、そこには会社のみんなが楽しそうに焼肉を食べる姿が。それを見て、ツカサさんを一気に孤独が包み込みました。
ツカサさんが今までしてきたことは、誰のためでもなく、自分の都合の良いことしかしていなかったことが露呈されましたよね。

※本コンテンツ内の画像の一部は、生成AI(Adobe Firefly)を利用して作成しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:YUKA
3人の子持ちのイラストレーターです。教員免許あり
育児理論を分かりやすくして漫画にしています。

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