[18]女に学歴はいらない|「女の子が一生懸命勉強する必要はない」子供の塾通いに文句をつける義母

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前回のお話

結婚の挨拶でタケルさんの実家を訪れたときにモエさんが大学院卒だと聞いた義両親は「だからこの歳まで結婚できなかったのね」「子どもはちゃんと産めるのか?」と言うなど、女性に学歴は必要ないと信じて疑わない人たちでした。事あるごとに嫌味や失礼な発言をする義両親とはうまく付き合えないと感じたモエさんでしたが、タケルさんはモエさんに内緒で義両親を家に招いてしまいます。タケルさんの自分勝手な行動に呆れたモエさんは、マヒロちゃんを連れて実家へ。義両親が帰って数日が経った後、タケルさんのもとに帰ったモエさんは、「もう義両親を家に呼びたくないし娘にも会わせたくない」と伝えます。「でもマヒロに会わせないのは違うだろ?」と言うタケルに、「娘が会いたいと言うなら行くけど義実家に泊まることはない」「自分の両親の前で私に強気に出るのをやめてほしい」という2つの条件を付けて、マヒロちゃんを義両親に会わせることを承諾しました。時が経ち、マヒロちゃんが小学3年になった頃、義実家に向かうことに。「久しぶりに2人に会えるの楽しみだろう?」というタケルさんに、「あんまり覚えてないかな」と言うマヒロちゃん。すると、タケルさんはモエさんをチラッと見ながら「会ってないもんね~仕方ないよ~」と、含みを持たせるように言いました。モエさんはそんなタケルにイラっとしながらも、嫌味をスルーしました。

1話目から読む

ひさしぶりの義実家。到着するなり嫌味全開な義母。

マヒロが小学3年生になった頃、タケルの提案で義実家に行くことになりました。到着するやいなや「誰かさんのせいで全然会わせてもらえなかったから寂しかったのよ~」と、まるで私が悪いと言わんばかりにこちらを見る義母。私は相手にするだけ無駄だと思い、義母から目を逸らしました。

義母はその後も私に一切話しかけることなく、マヒロの肩を押し「入って入って、今お菓子準備するからね」と笑顔で家に招き入れます。その後を追って義実家に入ると、「ひさしぶりだな、モエさん」と義父が挨拶してくれました。

「ご無沙汰しております」と挨拶する私には目もくれず、義母はマヒロに向かって「マヒロちゃんは今習い事してるの?」と話し始めます。「英語と、あと受験するから塾に行くよ」と答えるマヒロに、義母は「受験?」と驚いたように聞き返しました。

義母は「そんな、女の子が勉強を一生懸命しなくてもいいんじゃない?勉強するのが嫌なら嫌って言っていいんだからね」と、まるで私がマヒロに嫌々勉強をさせているかのように言いました。嫌味な言い方にイラッとしながらも、相手にしてはいけない・・・と笑顔で乗り切ります。

義母は畳みかけるように、「勉強ができても、マヒロちゃんのママは結局女の子1人しか産まなかったじゃない?結婚も遅かったし、反対だったのよ」とため息をつきながら言います。勉強ができることと結婚の早さ、子供の人数は関係がないのに、なぜそこまで攻撃するのでしょうか。

マヒロちゃんが小学3年生になった頃、夫タケルさんの提案で義実家に行くことに。到着するやいなや「誰かさんのせいで全然会わせてもらえなかったから寂しかったのよ~」と、まるでモエさんが悪いと言わんばかりにこちらを見る義母でしたが、相手にするだけ無駄だと思い、義母から目を逸らしました。義母はその後もモエさんに一切話しかけることなく、「入って入って、今お菓子準備するからね」とマヒロちゃんを家に招き入れます。「マヒロちゃんは今習い事してるの?」という義母の問いかけに、「英語と、あと受験するから塾に行くよ」と答えるマヒロちゃん。それを聞くと、義母は「受験?」と驚いたように聞き返しました。そして「女の子が勉強を一生懸命しなくてもいいんじゃない?勉強するのが嫌なら嫌って言っていいんだからね」と、まるでモエさんが嫌々させているかのように言いました。嫌味な言い方にイラッとしながらも笑顔で乗り切るモエさん。そこへ畳みかけるように、「勉強ができても、マヒロちゃんのママは女の子1人しか産まなかったじゃない?結婚も遅かったし」とため息をつきながら言います。
勉強ができることと結婚の早さ、子供の人数は関係ありません。義母はなぜ学歴が高いモエさんをここまで目の敵にするのでしょうね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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