[16]嫁に泣かされた話|同居解消を渋る息子と当たり前に家事育児を押し付ける嫁にモヤモヤ

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前回のお話

嫁のアミさんから同居を強く希望され、押し切られる形で息子ショウさん、嫁アミさん、3歳の孫コウくんとの半年間のお試し同居を決めたヨシコさん。息子家族とは適度な距離を保って自分の時間も大切にしたいと考えるヨシコさんですが、アミさんの口ぶりからは家事育児をやってもらう気満々なことが見え隠れしていて、不安を感じながらも同居生活がスタートしました。しかし、いざ同居が始まると、案の定料理やコウくんのお世話を押し付けられる毎日にヨシコさんはモヤモヤを募らせます。ある日、息子のショウさんと嫁のアミさんは、突然2人で外食を食べに行くと言い出し、寝ているコウくんの見守りを頼まれたヨシコさん。すぐに帰ると言っていたのに、結局2人が帰って来たのは深夜。しかも「遅くなってごめん」の一言もなく「ありがとう、自分の部屋戻って」とヨシコさんを追いたてました。翌朝、ほとんどベッドで寝られなかったヨシコさんは疲れが取れないまま朝食を準備しましたが、その朝食にも文句をつけられ、限界に達したヨシコさんはついに同居解消を申し出ます。「俺たちは快適だけど?」とさらりと言った息子ショウさんに、「あなた達はご飯もできて、子守する人も増えて、掃除もそこまでしなくていいから楽でしょう?」と思わず嫌味っぽく言ってしまいました。

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同居解消を申し出るも、当たり前に暮らし続ける息子夫婦

家事育児をすべて任せて自分たちの好きなように暮らす息子夫婦にモヤモヤが募り、同居解消を申し出た私に、「慣れちゃえば大丈夫」と見当違いな返答をするショウ。しかし、「この生活に慣れたいわけじゃない」と、正直な気持ちを伝えました。

「わかったわかった」と言うショウですが、「考えておくけど、家を探すのにも時間がかかるから見つかるまで待ってほしい」と、どう見ても探している様子はないまま同居解消を先延ばしにされてしまいました。

「家が見つかったら出ていく」と言ったショウの言葉を信じ、「ちゃんと探してね?」と念を押して、家が見つかるまでの間、渋々ですが息子夫婦との同居を続けることに決めました。

しかし、その後も息子夫婦の行動は変わりませんでした。コウくんのお世話を頼んだり、晩ごはんのメニューをリクエストしたり、部屋の後片付けを押し付けたり・・・。私の負担は減るばかりか増える一方です。

家事育児を当たり前のように押し付けるアミちゃんに我慢の限界がきた私は、「申し訳ないけど、コウくんのことこれ以上は見ててあげられないわ」と伝えました。すると、「どうしてですか?困るんですけど」と言われてしまいました。

家事育児をすべて任せ、自分たちの好きなように暮らす息子夫婦に不満が募り、ついに同居解消を申し出たヨシコさん。「慣れちゃえば大丈夫」と言うショウさんに「この生活に慣れたいわけじゃない」と伝えるも、「家を探すまで待ってほしい」と言われ、「家を探すまでだからね?」としぶしぶ同居を続ける選択をしてしまいます。しかし、その後も息子夫婦は変わらず、コウくんのお世話を頼んだり、家事を押し付けたりするなど、ヨシコさんの負担は増える一方です。そんな生活にヨシコさんは限界を感じ、アミさんに「コウくんのことをこれ以上見ていられない」と伝えるも、「どうしてですか?困るんですけど」と言われてしまいます。
ヨシコさんがこれだけ不満を伝えても、ショウさん達には全く届いていないようです。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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