自然と「手伝う」と言える息子の彼女。悪い子ではないけれど・・

素直でいい子だけれどちょっと常識のないエリカちゃん。ひとさまの家の冷蔵庫を勝手に開けない、この家にエリカちゃん一人で居るのはダメ、と伝えるとエリカちゃんは驚愕していました。そんなエリカちゃんの反応に私も驚くやら呆れるやら・・。
私は「いい?ミズキと一緒に玄関から家に入ること。ミズキがバイトの時は19時には私が家にいるからインターホンを鳴らして」と真顔で伝えると、エリカちゃんは渋々「わかった」と納得してくれました。

やれやれと思いながら「夕飯は作ってあげるから」と言うと、「やった!おばさん神!」と素直に喜ぶエリカちゃん。「でも、このルール破ったらもう二度とお泊まりはダメよ。というか、基本的には反対」としっかり釘を刺しておきました。

「え~」と不貞腐れるエリカちゃんに「えーじゃないの。わかった?ミズキも」と再度念押しすると「「はぁい」」と二人とも納得してくれたようです。

二人に伝えるべきことをひとまず全部伝え終えた私。「じゃ、夕飯の準備するから」と立ち上がると、エリカちゃんが「手伝う」と当然のように言ってすっと立ち上がりました。「ほんと?ありがとうね」私は驚きつつも、エリカちゃんは家でもいつもおばあちゃんのお手伝いをしているんだろうなと感じました。

食事の準備をしようとする私に自然と「手伝う」という言葉が出てくるエリカちゃんを見て「悪い子ではないんだろうけど・・」とは思うものの、高校生の女の子が彼氏の家に泊まるのはやはり褒められるものではありません。どうするのが一番いいんだろう・・と悩んでしまいます。
二階の窓から勝手に家に出入りして泊まっていた息子の彼女エリカちゃんに、これからはミズキ君と一緒に玄関から家に入るように伝えたお母さん。ミズキ君と一緒に来れないときはインターホンを鳴らすようにも伝え、このルールを破ったら二度とお泊まりはダメと釘を刺し、基本的にはお泊まりは反対であることも伝えました。ルールを渋々ながらも受け入れてくれた二人を見てお母さんがやれやれと立ち上がり夕飯の準備をしようとすると、すぐにエリカちゃんが「手伝う」と言って立ち上がりました。「コップ洗うよ」と率先してお手伝いするエリカちゃんを見て悪い子でないことはわかるものの、基本的には高校生カップルのお泊まりには反対のお母さんはどうするのが一番いいのだろうと悩みます。
今回は家で一人になってしまうというエリカちゃんの事情を考慮して特別にお泊まりを認めたお母さんですが、ミズキ君もエリカちゃんもまだ高校生。どう対応するべきなのか悩ましいですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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