[5]夫の嫌いなところ|帰宅のたびに玄関からリビングまで順に脱ぎ捨てる洗濯物。翌朝ひと言「片付けといて」

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前回のお話

ナズナさんは、夫ツカサさんの嫌いなところが目につくようになってきました。何度言っても片づけないペットボトル。片付けると言いながら放置する飲みかけや空のペットボトルがリビングに散乱していても全く気にしないので、結局いつも見かねたナズナさんが片付けるのですが、それでもツカサさんはボーっと見ているだけ。野菜嫌いのツカサさんが細かく切った野菜も一つずつ皿の横によける姿も、その日の気分ではない夕飯メニューだと「食べるものがない」と言って手を付けずにナズナさんの目の前でカップ麺をすする姿も、イライラしてストレスをためていくのでした。

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後で片付けるって言ったのに。

ツカサが会社から「疲れた~」と帰ってきました。先ずは玄関で無造作に靴を脱ぎ捨てます。

そしてカバンは玄関に置きっぱなし。「あ~疲れた~」と繰り返しながら、リビングへ行くまでの廊下にポイポイと靴下を脱ぎ捨てます。

そしてリビングに入る直前にワイシャツを脱ぎ捨てて、また「あ~疲れた」と言ってソファにドサッと腰を下ろします。これがツカサのルーティン。

廊下には、ツカサが玄関から順に脱ぎ捨てた洗濯物が点々と・・・思わず「ねぇ、何の脱皮のあとよ?」と突っ込むと、「後で片付けるって」と面倒くさそうに言うので、私は結果が分かっていてもとりあえず「わかった」と答えて、そのままにしておくのです。

翌朝、会社に行くツカサは、昨日自分が脱ぎ捨てた洗濯物をまたいで玄関へ行くと、「これ片付けといてね~、行ってきまーす」と悪びれもせず、当然のように言い放って会社に出かけます。ツカサの言う『後で片付ける』ってなに?これも、ツカサの嫌いなところです。

手を洗う時、あるいはお風呂に入る時、ついでに洗濯かごに入れてくれればいいのに。と思ってしまいますよね。ツカサさんは結局はやってくれるナズナさんに甘えているのかもしれませんね。

※本コンテンツ内の画像の一部は、生成AI(Adobe Firefly)を利用して作成しています。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:YUKA
3人の子持ちのイラストレーターです。教員免許あり
育児理論を分かりやすくして漫画にしています。

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