[4]嫁に泣かされた話|最初が肝心。義母が発表した同居のルールが不満な嫁は自分たちの食事すらやる気なし

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前回のお話

息子ショウさんの妻アミさんに「家族でお義母さんの家に引越してきていいですか?」と突然言われて困惑するヨシコさん。3歳の孫コウくんに会えるのは嬉しいけれど、いきなり同居となると心配です。お風呂やバストイレが一つしかないこと、や、自分にも都合があることなどを伝えますが、掃除をする気がなく、息子をヨシコさんに任せる気満々にしか聞こえないアミさんは、「大丈夫ですよ、お義母さんは今のままの生活で」とグイグイ押してきて、とうとうお試しで半年間の同居生活をすることになりました。

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掃除も食事の準備も「え~」

アミちゃん達が来るのでいつもより丁寧に掃除して置いた部屋を見回して、「わっお掃除までありがとうございます~」と嬉しそうなアミちゃん。こういうところは気が付いて可愛いのよね。「えっと。荷物を片付けたら、うちのルールを伝えてもいいかな?」と私は事前に準備した通りに言いました。

「やっぱり最初にルール決めておきたくって。」同居にまつわる嫁姑の話はたくさん聞いたことがあります。それを少しでも回避するため、昨日まで考えていました。「うちにルールなんてあったんだ」と目を丸くするショウ。そりゃそうよね、ここはショウの実家だけれど、もう結婚して別の家族ができているとなると話は別。ルールは必須だと思うのです。アミちゃんは「分かりました~」と言うので安心しました。

「まず基本的にコウくんのお世話はアミちゃん。私は私の時間を優先させたい。」そう伝えると、「でも、私の手が離せない時はお願いしたいです~」とアミちゃんが言うので「どうしてもの時はね。」と答えました。手が離せないって、もう今から言うアミちゃんに一抹の不安を覚えながら。

それから「食事は別。自分たちのご飯は自分たちで作って。」と伝えと、アミちゃんが慌てて「え~食費払うんで作って欲しいです~。何でも食べられます!」と言いました。この子ったら、お金を払えばやってもらえるって発想が先ず違うのよと思いつつ「そうじゃないのよ・・・守ってね。」とだけ答えるうと、渋々「はぁい」と・・・ちゃんとやってくれるかしら。

それから、「自分の使っている部屋、お風呂は最後の人が、トイレは定期的に掃除をして欲しいです。共有スペースに自分のものは置かないで。」と伝えると、またアミちゃんが「え~、自分の部屋はわかりますけど、お風呂やトイレはお義母さんも使いますよね?」と不満そうに言ってきました。この子、どういう立場で同居するつもりなのかしら。

お試しとはいえ、半年間も同居生活するのですから、ショウさん家族が引越してきたタイミングでヨシコさんは家のルールを伝えました。最初が肝心。お互いに気持ちよく、トラブルなく過ごすためには必要ですよね。ルールを発表するたびになんだか不満そうなアミさんに、ヨシコさんはこれからの生活を一緒にいやっていけるのか、様子見ですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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