[37]元カノの隣にいるのは僕だったのに|夫は元カノに未練があるの?結婚しても子どもが生まれても消えない不安

アイコンイメージ
前回のお話

友達繋がりでヒロトさんと出会ったアユミさんは、ヒロトさんに彼女がいるとは知らずに好きになりデートを重ね、はっきりと付き合おうという言葉はないまま曖昧な関係が続きました。その後、ヒロトさんに彼女がいることを友達から聞いて不安に思っていた矢先に妊娠が発覚。ヒロトさんは彼女のマイさんと行くためのブライダルフェアをスマホで調べているところをアユミさんに見られ「私との結婚を考えてくれていたの?」と聞かれ本当のことを言えず、アユミさんが妊娠した事もあり結婚の話しがどんどん進んでいき後戻りできなくなりました。ヒロトさんが時々何か考え込んでいること気にしていたアユミさんがこっそりヒロトさんのアパートを見に行くと、ヒロトさんの部屋に入って行く女性を見てしまいます。ヒロトさんが彼女とまだ続いているかもしれないと不安に思いながらも、結婚の話は着々と進んでいたためアユミさんは自分が知らない振りをすればいいと思いヒロトさんに何も言いませんでした。しかし、不安を解消できないまま始まった結婚生活では、ヒロトさんに冷たい態度を取ってしまったり、ヒロトさんが溜息をつくたびにあの時見た女性のことが頭に浮かび疑心暗鬼になってしまうアユミさんでした。

1話目から読む

夫を信じたいのに・・。元カノの存在を気にし続ける結婚生活が辛い

ヒロトさんが元カノとまだ続いているのかもしれないという不安を抱えたまま結婚したアユミさん。生まれた我が子を抱きながら「幸せにするからね」と言うヒロトさんの言葉を嬉しく思うものの、「本当に、その言葉信じてもいいんだよね・・」と信じ切れない気持ちがありました。

その後も不安な気持ちが消えないアユミさんは、「子育てで忙しかったらヒロトはあの人のこと考えないかもしれない」と考え、敢えて自分で家事や育児をあまりやらず、ヒロトさんが他のことを考える暇がないように忙しくしました。

それでも時々スマホを見ては物思いにふけるヒロトさんの姿を見てしまい、「やっぱりまだあの人のこと・・」と胸を痛めるアユミさん。

数年後、道で子どもを抱いた女性とすれ違ったアユミさんは、女性の顔に見覚えがありました。「あれ・・あの人だよね・・ヒロトの部屋に入って行った女の人。子どもがいる?まさかヒロトの子どもじゃないよね・・」その女性は、結婚を控えていた時期にヒロトさんの部屋に入って行った女性でした。

女性の抱いている子どもがもしかしたらヒロトさんの子どもかもしれないと不安になったアユミさんは、思わず「あっ!あの!」と女性に声をかけました。

ヒロトさんに二股をかけられていたこと、結婚が決まった後もヒロトさんが女性と同棲していたことを知りながらも、お腹の赤ちゃんのことを考え何も知らない振りをしてヒロトさんと結婚したアユミさん。しかし、結婚しても子どもが生まれてもアユミさんの不安な気持ちは消えず、ヒロトさんを信用しきれません。「子育てで忙しかったらあの人のことを考えないかもしれない」と考えたアユミさんは、敢えて家事育児のほとんどをヒロトさんにやらせますが、スマホを見つめて物思いにふけるヒロトさんを見ては「やっぱりまだあの人のこと・・」と胸を痛めます。数年後、結婚前にヒロトさんのアパートで見かけた女性が子どもを抱いているのを見たアユミさんは、ヒロトさんの子どもかもしれないと不安になり思わず女性に声をかけました。
アユミさんが家事育児をほとんどやらずヒロトさんにやらせていたのにはこんな理由があったのですね。あの時、傷つく事になってもヒロトさんにちゃんと確かめていたらと思わずにはいられません。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

この記事をSHAREする