私との結婚を選んだはずの彼に女性の影。不安だけど怖くて聞けない・・。

結婚が決まったのにヒロトさんが一度も家に連れていってくれないことや、会社の人とルームシェアしていると聞いているけれど紹介してくれないことで何かあるのかと不安になり、こっそりヒロトさんの家を見に行ったアユミさん。すると、ヒロトさんの家に「ただいまー」と言って入って行く女性の姿を見てしまい「え・・女の人・・。え・・」とアユミさんは衝撃を受けます。

「ヒロトは私を選んでくれたんじゃなかったの?どういうこと?」ヒロトさんに彼女がいたことは知っていたものの、結婚が決まったことでヒロトさんは彼女よりも自分を選んでくれたのだと思っていたアユミさん。ヒロトさんと彼女の関係がずっと続いているのかもしれないと不安になるアユミさんは「でも・・お腹に赤ちゃんがいる」とそっとお腹に手を当てます。

「聞いた方がいいかな・・。でも、両家の顔合わせも済んだし結婚の話も進んでる。このまま知らない振りをすれば・・」アユミさんは事を荒立てなければこのまま結婚できると思い、ヒロトさんに何も聞きませんでした。

その後、2人は無事に結婚式の日を迎えました。スマホを手に浮かない表情をするヒロトさんが気にかかりましたが、式ではみんなから祝福されアユミさんは幸せでした。

しかし、結婚生活が始まるとつわりで体調が優れないこともあり、溜息をついたりするヒロトさんを見る度に不安な気持ちが募るアユミさん。不安な気持ちからヒロトさんにも冷たい態度を取ってしまいます。「ヒロトは他の人のこと考えてるの?まだ会ってたりする?・・ダメダメ。余計なこと考えたらお腹の子に悪い」アユミさんはヒロトさんに素直に聞くこともできず、ずっと一人で思い悩んでいました。
ヒロトさんの家に入って行く女性を見てしまったものの、自分から切り出すことも怖くて知らない振りをすることを選んだアユミさんですが、ずっと不安は消えなかったのですね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
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