［１］嫁に泣かされた話｜ひとり暮らしの義母宅に引越してきたい嫁は自分の都合ばかりでドン引き

子育ても家事も押し付ける気しかしない

時々孫コウくんの顔を見せに来てくれる息子ショウと嫁アミちゃん。今日も来てくれましたが、突然アミちゃんに「私たち３人、お義母さんのお家に引越してもいいですかぁ～？」と聞いてきたのでビックリして「どういうこと？」と聞いてしまいました。

アミちゃんはニッコリ笑って「なんか～、老人と暮らしたほうが、子どもって情緒が安定するらしくって～」と悪びれずに言いました。老人。ねぇアミちゃん、私、今まだ５０代なんですけど？「へへっごめんなさい」と慌てる様子も申し訳なさそうな様子もなくアミちゃんは言いました。

突然同居の話を持ち掛けられても、私としては不安要素が次々に浮かびました。「キッチンもトイレもお風呂も１つなの。嫌じゃない？」と聞くと、「え～大丈夫です！ちゃんと掃除していただければ！」と笑顔でサラリと言うアミちゃん。「あっそこは私担当ってこと？」すぐにアミちゃんの考えを悟りました。

掃除をしない宣言をしたアミちゃんは「え～だって、それは今もやってることだから変わらなくないですかぁ～？」とケロリとしています。「じゃ、アミちゃんは私と暮らして何をするつもりなの？」ストレートに聞いてみると

「私ですか～？午前中は投資とか株とか？」とまたサラリと答えるアミちゃん。え？何言ってんのよと思いつつ「コウくんは？」と、まだ３つで手がかかるはずの孫が心配になりました。するとアミちゃんは「だから、おばあちゃんと孫で！」と。つまり午前中にやりたいことをやるから、私にコウくんを預ける気でいることがよく分かりました。

お嫁さんの方から義母に同居をしたいと言ってくるのは珍しいのではないでしょうか。でもアミさんの場合は同居のための家に建て替えるわけではなくヨシコさんの家に転がり込もうとしているではありませんか。それに、自分のやりたいことを優先するために掃除や子育てもヨシコさんに丸投げすると宣言しているようなものです。ヨシコさんが驚くのも分かりますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案：ママ広場編集部　脚本：のきわだ　編集：石野スズ
作画：ねむりひつじ
みぃくんのママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。