[14]元カノの妊娠匂わせ案件|女子怖い「病気で困るのは自分だから検査させた方がいい」母に怒る姉

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前回のお話

久しぶりに2人だけの生活に戻った静香さんと夫太一さんは、海外の大学で海洋生物の研究をしている19歳の息子陽太さんが元カノで娘のきらりちゃんを妊娠させたと両親が怒鳴りこんで来てビックリ!驚きを隠せない静香さんが陽太さんにきらりちゃんの妊娠を伝えるも、「なんで?」と言うだけ。その後、久しぶりに帰国した陽太さんときらりちゃんの家へ行くときらりちゃんの姉ひかりさんもいました。陽太さんが否定するも認めないきらりちゃんに涙され陽太さんはドン引き。すると、ひかりさんが妊娠何か月なのかを確認。「3か月。陽太と会ったのが3か月前だから」と答えたきらりちゃんに妊娠周期の数え方について説明して嘘が発覚。ひかりさんが陽太くんに確認すると、2週間後はすでに海外に行っていたことが判明。それを聞いて、「誰の子なの?わからないの?」と問い詰めるきらりちゃんのお母さん。すると「きらりは妊娠してないよ、生理が始まったんじゃない」とひかりさんが言い、完全に嘘がバレたきらりちゃんは態度が豹変して本性丸出し!「マジうざいやつばっか」と散々文句を言った後、「パパよかったね。妊娠してなかったよ」とかわい子ちゃんポーズで笑顔を見せる姿にお父さんは絶句。お母さんと二人で平謝りした後、ひかりさんと知り合ったきっかけを聞くと、魚だと言う事が判明!そうして家に帰りながら、「妊娠周期・・私が気づくべきだった・・」と静香さんは反省していました。

1話目から読む

「寿司!」着るのも見るのも食べるのも魚が好きな息子

「この度は、うちのきらりが本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません」平謝りのきらりちゃんの両親。そしてひかりさんが陽太くんに謝った後、二人が知り合ったきっかけをたずねた静香さん。どうやら趣味が一緒の二人。一安心したものの、「私が気づくべきだった」と静香さんは考え込んでしまいました。

すると、「いえ、きらりのせいなんで気にせずに。お役に立ててよかったです」そう言って手を振るひかりさんと真っ青な顔をしたお母さん。ひかりさんは「それからお母さん、きらりを甘やかしすぎるからああなったんだよ?」と言って詰め寄りました。

「うん。反省してる」と頭をうなだれるお母さんに、「今回は妊娠はしてなかったからよかったものの、一度いろいろ検査させた方がいいんじゃない?何かの病気だったら困るのは本人だし。だいたいいつも甘いから・・」とお説教を続けるひかりさんを見て、「女子、怖い」と心の中で呟く3人でした。

そして、「では、私たちはこれで」太一さん家族がそう言って玄関を出ると、「本当にご迷惑おかけしました」謝るお母さんの隣で、「陽太くん、海外でも頑張ってね!」と手を振るひかりさん。「ひかりちゃん、きらりちゃんとは顔も性格も似てない姉妹なのね・・でも本当に助かったわ」と静香さんが心の中で呟きました。

そしてきらりちゃんの家を出た3人。「とりあえず解決してよかったわ」静香さんがそう言うと、「安堵感もあるけど、きらりちゃんの豹変ぶりにぶっ飛んだ気がする。女の子、すごいな」と言う太一さん。陽太さんはと言うと、「日本の空気ー」と思いっきり空気を吸い込んでいました。

そして、「あー疲れた。今日は、ご飯食べて帰らない?」静香さんがそう言うと、「パパもつかれた・・。そうだな。陽太、何食べたい?」と太一さん。すると、「んー。寿司!」と両手を挙げて嬉しそうに言う陽太さん。静香さんは、「食べるのも、魚が好きなのね」と呆れたように呟きました。

ひかりさんに助けてもらったお礼を伝えると、「きらりのせいなんで気にせずに」と言うひかりさん。その後、「きらりを甘やかしすぎるから!」とお母さんにお説教。その後、きらりちゃんの家を後にした3人は、どっと疲れを感じ、ご飯食べて帰ろうということに。陽太さんにたずねると、「寿司!」と一言。どうやら食べるのも魚が好きな陽太さん、この様子だと、妊娠騒ぎに至ることは当分なさそうですね。

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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