「寿司!」着るのも見るのも食べるのも魚が好きな息子

「この度は、うちのきらりが本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません」平謝りのきらりちゃんの両親。そしてひかりさんが陽太くんに謝った後、二人が知り合ったきっかけをたずねた静香さん。どうやら趣味が一緒の二人。一安心したものの、「私が気づくべきだった」と静香さんは考え込んでしまいました。
すると、「いえ、きらりのせいなんで気にせずに。お役に立ててよかったです」そう言って手を振るひかりさんと真っ青な顔をしたお母さん。ひかりさんは「それからお母さん、きらりを甘やかしすぎるからああなったんだよ?」と言って詰め寄りました。

「うん。反省してる」と頭をうなだれるお母さんに、「今回は妊娠はしてなかったからよかったものの、一度いろいろ検査させた方がいいんじゃない?何かの病気だったら困るのは本人だし。だいたいいつも甘いから・・」とお説教を続けるひかりさんを見て、「女子、怖い」と心の中で呟く3人でした。

そして、「では、私たちはこれで」太一さん家族がそう言って玄関を出ると、「本当にご迷惑おかけしました」謝るお母さんの隣で、「陽太くん、海外でも頑張ってね!」と手を振るひかりさん。「ひかりちゃん、きらりちゃんとは顔も性格も似てない姉妹なのね・・でも本当に助かったわ」と静香さんが心の中で呟きました。

そしてきらりちゃんの家を出た3人。「とりあえず解決してよかったわ」静香さんがそう言うと、「安堵感もあるけど、きらりちゃんの豹変ぶりにぶっ飛んだ気がする。女の子、すごいな」と言う太一さん。陽太さんはと言うと、「日本の空気ー」と思いっきり空気を吸い込んでいました。

そして、「あー疲れた。今日は、ご飯食べて帰らない?」静香さんがそう言うと、「パパもつかれた・・。そうだな。陽太、何食べたい?」と太一さん。すると、「んー。寿司!」と両手を挙げて嬉しそうに言う陽太さん。静香さんは、「食べるのも、魚が好きなのね」と呆れたように呟きました。
ひかりさんに助けてもらったお礼を伝えると、「きらりのせいなんで気にせずに」と言うひかりさん。その後、「きらりを甘やかしすぎるから!」とお母さんにお説教。その後、きらりちゃんの家を後にした3人は、どっと疲れを感じ、ご飯食べて帰ろうということに。陽太さんにたずねると、「寿司!」と一言。どうやら食べるのも魚が好きな陽太さん、この様子だと、妊娠騒ぎに至ることは当分なさそうですね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
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