[8完]聞かない義母|やっぱり来年も呼ぶものか!デリカシーの無い義父母と夫のことばで嫁は怒り心頭

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前回のお話

面倒よし子さんの近所に住む義理の両親は、人の予定などお構いなしで勝手気ままに行動する人たち。特に義母は人の話を聞かないので、よし子さんは苦手意識が芽生えていました。小学1年生の息子陽くんの運動会は、よし子さんがとても楽しみにしていたのですが、義両親に声をかけるかどうかでは少し迷ってしまったのが本音です。でも学校からのお知らせで観覧は各家庭2人までと人数制限が設けられており、今回は夫婦で観に行くことにしていました。ところが運動会当日に「行きましょう」とアポなしで現れた義父母。人数制限のことを夫に伝えていたにもかかわらず、両親に声をかけてしまっていたのです。「大丈夫よそんなの」と行く気満々の義母を説得してお留守番をお願いし、運動会には夫婦で観覧に出かけましたが、午前中で閉会式が終わった後、みんなが帰った頃にお弁当を持って現れ、校庭で食べると言い出した義母。慌てて引き留めて公園を提案しましたが、それは恥ずかしいと言うのでした。

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勝手な義父母でも孫の成長は心から楽しみにしてくれる

陽の運動会のために義母が作って持ってきてくれた立派なお弁当。運動会は午前中で終わってしまったので、校庭で食べることはなんとか阻止しましたが公園で食べるのは義母が却下。結局、家に帰って食べることになりました。きっと朝早くから作ってくれたのだろうな。たくさんのおかずや果物もあってどれも美味しくいただきました。

観覧者の人数制限で運動会には来ることができなかった義父母ですが、撮ってきたビデオや写真を見せるととても喜んでくれました。

義父母は勝手なところはありますが、陽と結の成長をいつも喜んでくれて、今回は陽の運動会を本当に楽しみにしてくれていたのだなぁと伝わりました。これまでいろいろあったけれど、来年はみんなで応援に行けるといいな・・・と、思った私でしたが。

ほんわかしていた私の気持ちは「よし子さん、子ども達よりも顔が真ん丸だわ~。運動会に行くより運動した方がいいわ、おほほほ!」という義母の言葉ですぐに吹き飛びました。さらに「夕飯は簡単なものでいいから、この時季だと炊き込みご飯と天ぷらとか~」と、勝手に我が家で「簡単な」夕飯を食べていく予定を立てはじめた義父と、「オレ串カツがいいなぁ・・・あ、痩せた方がいいんだっけ?」と笑うデリカシーの無い夫の言葉でだんだん腹が立ってきました。

「全員、家に帰れー!!」叫んだ私などに動じる様子もない人たちでした。来年も絶対に呼ばない!そう心に決めた私です。

とうとうよし子さんも怒り心頭でしたね。自分勝手な義父母ですが、陽くんと結ちゃんのことを愛してくれて、成長を喜んでくれる存在ではありますね。来年の運動会の頃には、よし子さんの怒りも静まっていますように。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

監修・校正:ママ広場編集部 編集:石野スズ
脚本・作画:めめ
のらりくらりと育児をしながら日常のイラストを描く4児の母。

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