[13]元カノの妊娠匂わせ案件|よりを戻そうと思いついた嘘。お見送りでの謝罪が気まずい

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前回のお話

久しぶりに2人だけの生活に戻った静香さんと夫太一さんは、海外の大学で海洋生物の研究をしている19歳の息子陽太さんが元カノで娘のきらりちゃんを妊娠させたと両親が怒鳴りこんで来てビックリ!驚きを隠せない静香さんが陽太さんにきらりちゃんの妊娠を伝えるも、「なんで?」と言うだけ。その後、久しぶりに帰国した陽太さんときらりちゃんの家へ行くときらりちゃんの姉ひかりさんもいました。「きらりとは半年前に別れてから一度も会ってない」と陽太さんが言い切るも認めないきらりちゃん。「陽太、ウソつくなんてひどい」と涙され陽太さんはドン引き。その横で、考え事をしていたひかりさんが、妊娠何か月なのかを確認。「3か月。陽太と会ったのが3か月前だから」と答えたきらりちゃんに妊娠周期の数え方について説明。そこできらりちゃんの嘘が発覚。ひかりさんが陽太くんに2週間後何をしてたのかと確認すると、すでに海外に行っていたことが判明。それを聞いて、「誰の子なの?わからないの?」と問い詰めるきらりちゃんのお母さん。すると「きらりは妊娠してないよ、たぶん」とひかりさんが言い、生理が始まっていることを指摘。完全に嘘がバレたきらりちゃんは態度が豹変して本性丸出し!「マジうざいやつばっか」と散々文句を言った後、「パパよかったね。妊娠してなかったよ」とかわい子ちゃんポーズで笑顔を見せるのでした。

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「サカバンバスピスだ!」Tシャツが同じ趣味で話が合う二人

「きらりは妊娠してないよ。生理始まってるんじゃない?」とひかりさんに言われたきらりちゃんは、「なんなの?マジうざいやつばっか」と開き直って暴言を吐くと、陽太さんに「もう一度付き合ってあげようと思ったのに」と言い出す始末。その後、かわい子ちゃんポーズを作り、「パパよかったね、きらり妊娠してなかったよ」と笑顔で言うのでした。

きらりちゃんの一人芝居だと言うことがわかった両親は、「この度は、うちのきらりが本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません」と頭を下げて謝罪。すると、「いえ、誤解が解けてよかったです。その・・きらりちゃんも妊娠が間違いで良かったですね」と静香さんが言いました。

そして、「陽太くんもわざわざごめんね」と謝るひかりさんに、「いえ、ひかりさんもお元気そうでよかったです」と言う陽太くん。すると、「2人は前から知り合いだったの?」静香さんがたずねると、

「陽太くんが家に遊びに来た時に、私が着てたTシャツの柄見て、『あ、サカバンバスピスだ!』って突然話しかけてきたんだよね」ひかりさんがそう言うと、「うん。思わず」と言い楽しそうに笑い合う二人。「さ、サカ・・??」と静香さんは意味不明でした。

「で、私も水族館とか結構好きだから話が合ったんだよね。今まで見たきらりの彼氏の仲で、初めてまともな感じだったからさ~」「ははは」そう言ってグータッチする二人に、「でも、本当にひかりさんのおかげで助かったわ、ありがとう」と静香さんが言うと、

「うん。週数のこととか俺もよく知らないし、研究室にいたのも嘘だって言われたらどうしようかと思った。ははは」陽太さんと太一さんは笑っていたものの、「そこは私が気づくべきだったところよね。焦ってて全然頭になかったわ」と反省する静香さんでした。

「この度は、うちのきらりが本当にご迷惑をおかけして申し訳ございません」平謝りのきらりちゃんの両親。そしてひかりさんが陽太くんに謝った後、二人が知り合ったきっかけをたずねた静香さん。どうやら趣味が一緒の二人。一安心したものの、「私が気づくべきだった」と考え込む静香さん、突然の出来事で慌てる気持ち、とっても良くわかります!

※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。

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