[4]人の靴を踏みつける姿を目撃。「いい子」の裏の顔を見てしまった。叱らない育児|まるの育児絵日記

アイコンイメージ
前回のお話

翌春に幼稚園入園を控えた3歳の息子アキくんを育てるまるさんは、引っ越した先で同い年の子どもを持つまーくんママ、よっくんママ、つーくんママの3人のママ友と仲良くなりました。ある日、感情的に怒ることはない、手がかからないと話すつーくんママの言葉に他のママたちは驚きますが、たしかにつーくんママはいつもニコニコしていて怒っているところを見たことがありませんでした。子どもの発達に不安があった3人は同じ発達の教室に通っており、同じ教室に通い始めたまるさん親子。アキくん、よっくん、まーくんは教室に行ってもちゃんとレッスンに参加できないことが多い中、つーくんだけはちゃんと参加できていてまるさんは感心。そして、レッスンが終わるとみんなの水筒を持って来たり、下駄箱からみんなの靴を出して並べてくれるしっかり者のつーくんの姿を見て「つーくん、すごくない!?同じ3歳!?」と驚きました。

1話目から読む

叱らないママ友

自分で気が付いてみんなの水筒を持ってきてくれたり、下駄箱からみんなの靴を出して並べてくれたつーくん。3歳なのにとても気が利くつーくんにまるさんはとても驚きました。

「つーくんの気遣いと記憶力すごいね!」とつーくんママに言うと、

つーくんママは嬉しそうに「そーなの。家でもパパママのコップとか全部並べてくれてお手伝いしてくれるの」とにっこり。

それを聞いた他のママたちは「えらーい!いい子ー!」と驚きとともにつーくんを絶賛。

そのとき、ふと横を見たまるさん。

まるさんの視線の先には、下駄箱の前でじっと靴を眺めるつーくんの姿。「つーくん?一人で何して・・」とまるさんは不思議に思いました。

次の瞬間、つーくんは足で靴をぐちゃぐちゃに踏みつけ始めました。

笑いながら靴を踏みつけるつーくんの姿にまるさんは「え?」と衝撃を受けます。

みんなの水筒と靴を覚えていて、持ってきてくれたり並べてくれたりととても気が利く3歳のつーくん。まるさんが「すごいね」とつーくんママに声をかけると、つーくんママは「家でもパパとママのコップとか全部並べてお手伝いしてくれるの」とにっこり。まるさんたちは、家でも外でも気遣いのできるつーくんに驚くとともに「えらーい!いい子ー!」と大絶賛。そのとき、まるさんがふと下駄箱のほうに視線を向けると、並んだ靴を眺めているつーくんがいました。何をしているのかなと思っていると、なんとつーくんは足で靴を踏みつけ始めたのです。笑みを浮かべながら靴を踏みつけるつーくんの姿にまるさんは衝撃を受けました。
「いい子」なはずのつーくんの衝撃の姿!先ほどまでの気遣いのできるつーくんと同じ子とは思えませんね・・。

※この話は身バレ防止のため実体験にフィクションを加えてオーバーに描いております。
登場人物名、場所は架空のものとし、創作漫画としてお読み頂けると幸いです。

[作者]まる
9歳の面白息子アキを育てるアラフォー母です。

[編集]ママ広場編集部
気が利いて気遣いのできるつーくんですが、違う一面も持っているようですね。

この記事をSHAREする