[22]愛した人はモラ夫でした|名前で呼ぶ女性に合鍵「2週間後から住み込みで」すべては夫の計画通り

アイコンイメージ
前回のお話

「僕が養うから仕事辞めなよ」とプロポーズされ、夫リヒトさんをサポートすると決めたハズキさん。結婚後、生活リズムを変えないリヒトさんにはダメ出しばかり。やることリストや家事のタイムスケジュールまで決められ、予定をこなせないと責められる毎日に息苦しくなっていくハズキさん。リヒトさんは口ではハズキさんの体調を気遣いますが、自分の生活が計画通りにいかないことに不満だらけ。その後、ハズキさんは入院、毎日面会に来ては食事量を確認したいから食事が出た時と食べた後の写真を送るようにと言い、看護師さんもなんとなく違和感を感じるように。ハズキさんの入院で自分の生活リズムが乱れ不満を感じているリヒトさんが「早く帰ってきてもらわないと」と考えている頃、退院したらまたあの生活・・と不安で涙が止まらず、先生にも「今までと同じ生活は難しい」と言われたリヒトさんは、「僕の生活をサポートしてくれる人に来てもらおうかと思う」と言い、「ハウスキーパーさん?」とハズキさんは驚きつつ了承。それから数日後、「今日からお世話になります」とやって来た田辺ユウコさんという女性は、テキパキ家事をこなす姿に「すごい」と思っていると、食事をしながら「今日の体調はどう?」とハズキさんにたずねるリヒトさん。その言葉に「ずいぶん楽させてもらったよ」とハズキさんが答えました。

1話目から読む

「ハズキにも許可を取ったよね?」住み込みだとは聞いてない

ハズキさんが退院してから数日後のこと。突然やって来た田辺ユウコと名乗る女性。驚きつつも、テキパキと家事をこなすユウコさんを「・・すごいなぁ・・」と見つめていたハズキさん。その後、帰宅したリヒトさんが、平然と食事をすると、ハズキさんの分まで用意。体調を心配するリヒトさんに「ずいぶ楽させてもらったよ」と答えるハズキさんでした。

「・・そっか!それなら良かったよ」とリヒトさんが言い終わらないうちに、「リヒトさん!」と大きな声が聞こえました。

すると、「明日の朝の準備はどのようにいたしましょうか?」ユウコさんにそう言われ、「あぁそうだったね」と返事するリヒトさん。
ハズキさんは、リヒトさんを縄目で呼ぶユウコさんに、「いきなり名前呼び・・!?」とビックリ。

すると、「そうだった・・これを」そう言って、家の鍵をユウコさんに渡すリヒトさん。
「あと・・うちの部屋を一つ開ける予定だから、2週間後からは住み込みでお願いするよ」と言葉を続けます。

「す・・住み込み!?」とドン引きしたハズキさん。すると、「わかりました。今日はこれで失礼します」と挨拶する声が聞こえました。
ユウコさんが帰宅した後、「リヒトさん・・あの人、これからこの家に住むの・・?」恐る恐るたずねると、

「そうだよ?僕のサポートをしてもらうんだ」「ハズキができないことをしてもらうんだよ?ハズキにも許可を取ったよね?」とハズキさんに詰め寄りました。

ユウコさんに食事を準備してもらい、2人で話していると、「リヒトさん!」と呼ぶ声が!「え?・・いきなり名前呼び!?」と驚くハズキさんの目の前で、合鍵を渡し、住み込みを頼むリヒトさん。ハズキさんがたずねると「ハズキにも許可を取ったよね?」と言うリヒトさんは、ハズキさんに対する思いやりもデリカシーもない人ですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

この記事をSHAREする