自分を庇って骨折した義母を「どんくさい」呼ばわりする義祖母

骨折で入院した義母の代わりに義実家の家事をやるよう義祖母に言われた私。掃除と夕食作りを終えて洗い物をしていると、お風呂を沸かすように義祖母に言われました。「洗い物とお風呂、同時にはできませんけど?」と言うと、「それをやるのが嫁の仕事だ!」と怒られてしまいました。
私たちのやり取りを見ていたともやが「俺がお風呂やるから」と立ち上がると、今度は義祖父が「男が家事をやるもんじゃない!!」とばっさり。「ん~だったら、今日はお風呂入らなくてもいいですかね?風呂キャンセル的な?」と冗談っぽく言ってみると「何を言ってるの!」と義祖母は激怒。

「だって無理ですって私だけにさせるの~」と私が笑い飛ばすと、義祖母は「あぁ・・よしこがいたら全部やらせるのに」と溜息をつき、義祖父は「あんたは何の役にもたたんの!」とご立腹。

やれやれと椅子に座った義祖母が「ほんと・・私を受け止めたくらいで骨折するなんてどんくさい」とぼやいたので、私は驚いて「え?お義母さん、おばあちゃんを庇って骨折したんですか!?」と声が大きくなってしまいました。

すると、「もちろん!こちらは老人だよ。守ってもらって当然の立場!」と義祖母は全く悪びれず、「ばあさん、よしこに早く帰ってくるように伝えたほうがいい」と言い出す義祖父。義祖父の言葉を受け、義祖母は「ともや、明日病院に行っていつ退院か聞いてきておくれ!」とともやに言いました。

「・・えっ」と戸惑うともやに「よしこがいないとうちらは飢え死にしてしまうわ」と言った義祖母は「あんたじゃ無理」とさっさと私を見限りました。そして、義祖父は「いいか?少し無理をしてもいいから退院を早めてもらうように伝えてきなさい!」とともや迫ったのです。
洗い物とお風呂の準備は同時にできないとはっきり言ったゆかりさんに義祖母は激怒。ともやさんがお風呂を沸かしに行こうとすると、今度は義祖父が「男が家事をやるもんじゃない!」と言い出しました。ゆかりさん一人に家事を言いつけ文句ばかりの義祖父母に、ゆかりさんは「私だけにさせるのは無理」と笑いながら言いました。義祖母が「よしこがいたら全部やらせるのに」とぶつぶつ文句を言った後に「私を受け止めたくらいで骨折するなんてどんくさい」とぼやくのが聞こえたゆかりさん。驚いて「お義母さん、おばあちゃんを庇って骨折したんですか?」と聞くと、義祖母は自分は老人なのだから守ってもらって当然だと言って義母に申し訳ないという気持ちは全くないようです。ゆかりさんが義母のように自分たちの言うことを聞かないとわかった義祖父母は、義母に早く退院して帰ってくるよう伝えろともやさんに迫りました。
入院中の義母を心配するどころか、自分たちの世話をするために早く帰って来いなんて・・義祖父母は自分たちのことしか考えていないのですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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