「妊娠って受精した日から数えないのよ」正しい数え方を姉が伝授

3か月前に偶然駅ですれ違っただけだと言う陽太にその日の予定をたずねると、早めの昼食後、大学の研究室で夜まで研究していたとアリバイを証言。きらりちゃんは、「18時頃家に帰ったら、陽太が家の前にいた」と証言は食い違うばかりでした。
二人の証言を聞きながら、「確かに、あの日陽太は遅かったし、研究室にいたはずだけど、証拠があるわけでもない」と考えていると、
「あの、ちょっといいですか?」とひかりさんが手を挙げて言いました。

すると、「ひかり、お前からも言ってやれ!」と声を荒げるお父さん。そんなことお構いなしに、「ひとつ、重要なことを確認しておきたいんだけど、きらりは今『妊娠3か月』なのよね?」ひかりさんの言葉に、「うん・・。だって陽太くんに『会ったの3か月前』だし」きらりちゃんがそう答えると、

「あ」と私も思わず声が。きらりちゃんのお母さんも驚いているようでした。
「あ、さすが、母二人は気づきました?」笑顔でそう言うひかりさんに、「な、何?お姉ちゃん・・」きらりちゃんが恐る恐るたずねると、

「意外と間違いやすいんだけどね。妊娠って受精した日から数えないのよ。最終月経日から数えんの」ひかりさんの言葉に「え・・?」と動揺するきらりちゃん。

「だから、今妊娠3か月ならね、実際に赤ちゃんができた日は、多分、その3か月前の日から2週間ぐらい後になるわけ」ひかりさんの言葉に、「そ・・その日以外にも陽太に会ってるもん。陽太の子だもん!!」ときらりちゃんが震えながら言い張りました。
陽太さんは、ずっと大学の研究室にいたというアリバイがあるにもかかわらず、「家の前にいた」と言い張るきらりちゃん。すると、「ちょっといいですか?」と手を挙げたひかりさんが、きらりちゃんに「妊娠3か月」なのかと確認。妊娠3か月と会ったのが3か月前がイコールではないことを伝えると、「その日以外にも陽太に会ってるもん。陽太の子だもん!!」と言い張るきらりちゃん、何やら事情がありそうですね。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:船井 秋 編集:石野スズ
作画:ポジョ
在宅デザイナーの主婦です。息子と夫、そして猫と暮らしています。
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