「私なんていなくなればいいんでしょ?」自分は必要ないと思い詰めた妻

「私の気持ちなんて誰もわかってくれない!あの子なんていなければいいのに」とルカさんを排除したい気持ちでいっぱいのユキさん。「ちょっとぐらい傷つけてもいい」と言う思いが起こした出来事について反省もせず、アサヒさんから届いた「反省して」のメッセージにも「なんで私だけ・・」と落ち込んでいました。
それから数日後のこと。
「ユキ・・少しは落ち着いた?」アサヒさんがそう言うと、「アサヒも、ルカちゃんみたいな子がいいんでしょ?」と言い出すユキさん。

「ユキ、なにを・・」と言うアサヒさんに、「アサヒは最初から、私のこと好きじゃなかった。知ってるよ」ユキさんがそう言うと、

「でも私は、それでも一緒にいたかったの。それなのに、ルカちゃんが現れてから、サクラもリョウも『ルカちゃんがママだったら』って、みんなルカちゃんのことばっかり」

「そうだよね。アサヒが私と結婚したのだって仕方なくだもんね」ユキさんがそう言うと、

「そんなこと・・」とアサヒさんが言い終わる前に「私なんていなくなればいいんでしょ?」ユキさんの言葉に、「そんなことないって!」と否定するアサヒさん。

ユキさんの肩をぐっと抱き寄せると、「ユキがそんな思いしてたなんて・・ごめんな」と言いました。

アサヒさんの言葉に、思わず涙がこぼれるユキさん。
「俺はユキをちゃんと大切に思ってる。ユキをそんな思いにさせたのは俺のせいだから・・ごめん」とアサヒさんが謝りました。

そして、「サクラたちにも説明する」と言うと、「うん・・」と返事をするユキさんに、「ユウトにも俺から説明しておく」と言われ、言葉になりませんでした。

そして、「ルカちゃんとユウトに謝っておいて・・もう私の言葉も聞きたくないと思うから」目に涙をためてユキさんが言いました。

そして、「わかってる。ユキごめんな」アサヒさんがそう言うと、「私も・・ごめんなさい」とユキさんも素直に謝ったのでした。
数日後、自宅にやって来たアサヒさんに、「ルカちゃんみたいな子がいいんでしょ?」と言い出すユキさん。ユキさんは、アサヒさんは仕方なく自分と結婚したと思っていると知り、思いをきちんと伝えるアサヒさん。やっと素直になれたユキさんと、子どもたちが早く仲直りして家族楽しく過ごせますように。
※ストーリーはフィクションです。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:dechi
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