[22]元カノの隣にいるのは僕だったのに|幸せな結婚を知らず「泣いてるかも」身勝手な妄想で彷徨う元カレ

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前回のお話

同棲3年目の彼氏ヒロトさんとの結婚を考えているも、年下女性アユミさんと浮気し、妊娠したからと突然別れを告げられたマイさん。ショックを受けたマイさんは、英会話スクールに入会し勉強に没頭。イケメンのカイさんという男性がいましたが、失恋でやさぐれていたマイさんはスルー。一方、アユミさんと結婚したヒロトさんは、数ヶ月後には最低限の会話のみに。思っていたのと違う結婚生活の中で考えるマイさんのこと。その後、一人でイギリスに旅行へ行ったマイさんが財布を無くし、カイさんのことを思い出して助けを求めます。マイさんはお礼に食事をご馳走する約束を果たすため、帰国したカイさんと食事することに。そこでカイさんに告白されてビックリ。ヒロトさんとのことを話すと、「結婚に不安があるなら入籍してから付き合わない?今、君を諦めたら後悔する」とカイさんが言いました。「僕は君を幸せにするよ。今はまだ好きじゃなくてもいいから」と優しい言葉をかけるカイさんと別れ、帰宅したマイさんは、「いつまでヒロトに振り回されてるんだろう」と考えつつカイさんの告白に赤面、意を決してカイさんに電話すると、「まだ好きじゃなくてもいい?私を幸せにしてくれる?」と言い、全て了承してくれたカイさんに「結婚します」と宣言。驚きつつも受け入れるカイさんと話が弾み、お母さんに結婚報告をしたマイさん。お母さんは相手がヒロトさんでないと知り驚きました。

1話目から読む

「幸せにするからね」「うん」婚姻届を提出し晴れて夫婦に

「いつまでヒロトに振り回されてるんだろう」と考え込んでいた私は、意を決してカイさんに電話。「本当にまだ好きじゃなくてもいいんですか?」「本当に私を幸せにしてくれますか」とたずねると、「うん」と答えてくれました。それを聞いて、「結婚します」と言うと、驚きつつ「嬉しい。ありがとう」と喜びの気持ちを伝えてくれたカイさん。その後、結婚報告とお母さんに電話すると、予想外の展開に驚いていました。

「あっ・・でも、ヒロトのことはもう良くて、今週末、彼がご挨拶に来たいって・・」私がそう言うと、「え!?急すぎない??」と驚くお母さん。「あっ・・ダメかな?」と恐る恐る言うと、

「いいけど?おとうさーん!!」とさっさとお父さんに伝えるお母さん。
その後、「・・じゃ。週末帰るね」と伝えると、「わかった」そう言って電話が切れました。

そして当日。
「マイさんとの幸せな家庭を築いていきたいと考えています。マイさんとの結婚を認めていただけませんでしょうか?」凛々しいカイさんの言葉に、「・・娘をよろしくお願いします。とお父さんが言いました。

そして、「僕はまだ海外にいるので、マイさんが不安にならないよう先に入籍をしたいと考えています」カイさんがそう言うと、「マイはそれでいいのよね」と母親が私にたずねました。

その後、婚姻届を提出し、「幸せにするからね。マイ」「うん」と指輪を交換し夫婦になった二人。
ちょうどその頃、「マイ・・何してるんだろう。あんな別れ方したら泣いているかもしれない」と自分が振った女性を心配するヒロトさんの姿がありました。

結婚の報告をお母さんにしていたマイさん。「今週末、彼が挨拶に来たいって」と伝え、カイさんと一緒に帰ることに。きりっとした爽やかな好感度イケメンは、両親にも大好評!その後、婚姻届を出し指輪を交換し、二人は晴れて夫婦に。その頃、マイさんを心配するヒロトさん、一体何をしようとしているのでしょうね。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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