[17]愛した人はモラ夫でした|不満だらけ「休みたくて手を抜いてるだけなんじゃ」妻の行いに疑心暗鬼

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前回のお話

「僕が養うから仕事辞めなよ」とプロポーズされ、夫リヒトさんをサポートすると決めたハズキさんは、リヒトさんのルーティンに合わせるよう努力していました。早朝5時にジョギング、帰宅後にシャワーを浴びて出勤準備、そして、出来立てのパンを出して欲しい、いつも綺麗な格好をしていて欲しいとリクエストされ、朝4時に起床してパンを捏ね、メイクをして身支度を整えるように。リヒトさんが仕事の間は休憩時間も惜しんで掃除、洗濯、買い出し、夕食作りと家事を頑張るも、帰宅するなり出来ていない部分を指摘された上に、家事の仕方まで細かく書かれたやることリストを渡されて絶句。頑張ってやってみるも結局は気に入らず文句ばかり言われ、この頃から息苦しさを感じるようになったハズキさんの生理周期を確認していたリヒトさん。そして数か月後、ハズキさんから妊娠したと報告を受けて笑顔になりつつ、「計画通りだ・・」と呟くリヒトさんは、ハズキさんのつわりが酷くなったことで、予定通りに進まなくなり、食事の用意もされなくなったことに不満を覚えつつ、ハズキさんにアドバイスをするのでした。

1話目から読む

「妊娠しているから仕方ない・・」自分では何もしないくせに文句ばかり

自分の計画通りにハズキさんが妊娠したことを喜ぶリヒトさん。「元気な子が産めるように僕が助けなきゃ」と呟くも、生活が少しずつ変化し、つわりの酷いハズキさんに、「食事もいつも通りじゃなく、栄養バランスを考えてくれてれば簡単なものでも大丈夫!」と言い、ハズキさんのためにとアドバイスをしたのでした。

その後も、「う゛・・おえぇ・・」とハズキさんの症状は酷くなるばかり。
「ごめんなさい。今日は横になってていい?」
「ごめんなさい。気持ち悪くて動けない・・」
「ごめんなさい。今日は掃除ができなくて・・」
「ごめんなさい。ご飯作れなかった・・」
と謝ってばかりのハズキさんにイライラが募るリヒトさんは、

「つわりには個人差があるのはもちろん分かるけど・・あまりにも体調が悪い日が多すぎないか?」そう思った後、「ずっと家にいるのに、ハズキは何もできていない・・」とため息をつきました。

そして夜。
「ごめんね。こんなものしか作れなくて・・」とナポリタンを作って出すハズキさんの言葉に、「またこれか・・」と心の中で呟くリヒトさんは、「お昼は外食にして栄養バランスをとっているけれど、おかげで便秘だ」と心の中で思いながら、「でも妊娠しているから仕方ない・・」と自分に言い聞かせていました。そしてふと、「あれ・・?」と思い立ったリヒトさん。

「こんなに辛いことが今後もずっと続くのか?もしかしてハズキは休みたくて手を抜いてるだけなんじゃ・・?」と疑い出すリヒトさん。

「僕がハズキの立場だったら、もっとちゃんとできてるはずだ。今は僕が我慢してあげてるけど・・」そして、「このまま出産して育児が始まったらもっと大変になるのに・・今からこんなに手を抜いてちゃんと育児ができるのか・・?」
体調の悪いハズキさんを見ていながら、リヒトさんはそんなことを考えていました。

つわりが酷く、なかなか体調が快復しないハズキさんに、「ごめんなさい。今日は横になっていい?」「今日はご飯作れなかった」と謝られてばかりのリヒトさんは、「あまりにも体調が悪い日が多すぎる」と不満顔。さらに、ハズキさんがなんとか頑張って作ってくれたスパゲッティに不満タラタラのリヒトさん、ハズキさんを「手抜きしている」と言って責めていますが、体調の悪いハズキさんに食事を作らせる前に、もっとできることがありますよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

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