[13]他人の子を優先する夫|絶句「全部あなたの指示だって聞いてる」夫の企みが露呈した保育園前

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前回のお話

サクラさんは5歳ユリちゃんと夫シンジさんの3人家族。ある日ユリちゃんを一人で留守番させ、ムギちゃんが熱を出したと「困っている人がいたら助ける」と言い切るシンジさん。翌日、シンジさんは「今日ムギちゃんちに寄ってから帰るわ」と言い出し、ユリちゃんが行きたいと言ってもダメと拒否。おまけに「ムギちゃんみたいにお利口になった方がいい」と言い出しキレるサクラさん。さらに「かわいそうな子に手を差し伸べることで、ユリも優しい人間になるだろ?」と言い出すシンジさんに唖然。数日後、ユリちゃんに「もうすぐムギちゃんのパパになるの?」と聞かれ慌てて否定し、シンジさんを問い詰めるサクラさん。すっとぼけるシンジさんにユリちゃんが傷ついていることを伝えても軽くあしらうシンジさんがユリちゃんに「今度動物園行こうな」と言うと、嬉しそうに目を輝かせるユリちゃん。そして休日。ユリちゃんが「早く行こう」とワクワクしていると、「ムギちゃんがお熱らしい。行ってあげなくちゃ!」と言い、「お友達が困っていたら助けたいよね?」と聞くと、頷くユリちゃん。その後、すごい勢いで家を出て行ったシンジさんを見て、「もう許さない」サクラさんはムギちゃんママと話すことを決意したのでした。

1話目から読む

「私たちかわいそうじゃない。バカにしないで!」全然助けてなかった

ユリと約束していた動物園。でも、当日ムギちゃんが熱を出したと、ムギちゃんの家に駆け付ける気満々の夫は、「ユリはお友達が困っていたら助けたいよね?」と、ユリちゃんを納得させ急いで家を出て行ってしまいました。悲しくて泣き叫ぶユリちゃんを抱きしめながら、「もう許せない・・ムギちゃんママと直接話そう」と決意し保育園へ。すると、ムギちゃんママと話している夫を見つけて驚きました。

すると、「もう、やめてください!大丈夫ですから!」と大きな声で言うムギちゃんママに、「え・・でも、大変なら僕を頼ってくれても・・」と言う夫。

「だから!!もう、私とムギのことは放っておいてください!」ムギちゃんママが冷たく言うと、「いや・・ムギちゃんと約束してて・・」と夫が答えました。

二人のやり取りを聞き、「あの・・」と声をかけると、「あ・・サクラ・・」と驚く夫。「シンジはどうしてここにいるのよ?」とたずねると、「あ!」とムギちゃんママが言い、

「ユリちゃんママとも一度お話ししたいと思ってたんです」ムギちゃんママはそう言うと、「シングルだと大変なことはあります!でも・・私たちかわいそうじゃない。バカにしないでください!」ムギちゃんママの言葉を聞いて、

「え?」と驚いていると、「聞いてます!全部ユリちゃんママからの指示だって!」ムギちゃんママの言葉に、「えぇ!?」と私が言うと、「あ・・」困ったように夫が呟きました。

保育園の前にいたムギちゃんママとシンジさん。何を話しているのかと思ったら、ムギちゃんママは「もうやめてください!」とシンジさんを拒絶。二人のやり取りを聞いたサクラさんが間に入ると、シンジさんの行動は全部ユリちゃんママの指示だと言われ絶句するサクラさん、シンジさんがしたことは・・かなり罪深いことですよね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ

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