[2]家庭内カースト|結婚後の同居の圧がすごい。迫る義祖父母から守るように義母がさりげなく助け舟

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前回のお話

ともやさんとの結婚が決まったゆかりさんは、ともやさんの実家に挨拶に行きました。義祖父母と義父母が住む家に着くと、ニコニコと出迎えてくれた義母がさっそくお茶を出してくれましたが、すかさず「お茶はじーさんから!」と義祖母がピシャリ。その後もお茶がぬるい、義母が用意していたケーキに嫌味など、義母への当たりが厳しい義祖父母にも笑顔を絶やさず対応している義母の様子を目の当たりにしたゆかりさんです。

義母は同居を迫る義祖父母とは違う意見の様子

ともやの実家で挨拶を終え、ケーキを頂いたところで義祖父が私たちの結婚後に住む場所のことを質問しました。質問と言うよりは、「ここに住むのか?」という確認のようです。
ともやが「A市かB市で迷ってて・・・」と話すと、すぐに「うちからどのくらい?」と義母が聞いてきたので、私は近くに住めってことなのかなと感じました。

ともやがA市は車で45分くらい、B市は1時間半くらいと答えるや否や「もっと近くに住んだらどうだ?」と義祖父。やっぱりそうか、と思いつつ私は黙って聞いていました。

ともやの話を聞いて「B市はファミリーが多いし若い方が多いって聞いたわ!B市いいわね」と義母が遠い方の市を推してきたので、私はあれ?と思いました。義母の意見は違うのかな?やはり義祖父は「うちから離れないか?」と不満そうに言うと、ともやは「遠くはなるね~」と苦笑い。

ともやの様子をみた義母は、「それでも・・・」とチラリと義祖父母の顔色をうかがってから「住みやすい場所が一番じゃない?ねぇゆかりさん。」と私に笑顔で言ってくれました。「そうですね、過ごしやすいところは魅力的ですね」と答えやすかったけれど、心の中では疑問でした。お義母さんは私たちに一緒に住んでほしい訳じゃなさそう?

ところが、義母の発言を打ち消すかのように義祖父母はぐいぐいと私たちのまだ決まっていない住居に圧をかけてきました。「こっちに住んだら家賃は安くなる。」と言う義祖母に、「家賃は5万。食費光熱費込みで2人で6万。11万で全部ついてくる」と主張する義祖父。「そうしなさい、お金も貯まるだろうし!」と言いきられてしまいました。

新しく2人で始める生活拠点をどこにするか夫婦で話し合うのも楽しいポイント。それなのに義祖父母の同居の圧が凄まじいですね。それとなく義祖父母の圧からゆかりさん達を守ってくれているように感じる義母の真意が気になりますね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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