[48完]お金回収夫|自分勝手すぎる男とは完全に決別。結婚前に本性に気づけなかったと激しく後悔

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前回のお話

大好きなオサムさんと結婚するも、投資した分を回収すると言われマホさんは唖然。その後、保育園料金を安くするためと離婚できて大喜び。離婚したはずが頻繁に実家にやってくるようになったオサムさんは、おかずどころか日用品まで持ち帰るように。その頃、「一般人の方が投資しがいがある」と女性を高級レストランに誘うオサムさんの会社では噂を聞きつけた上司と面談し、「次長として離島へ行って欲しい」と言われて絶句。その後再び女性を家に連れ込み、一緒にリゾート地に行こうと誘うと、勘の鋭い女性がサラリとかわし、反論する女性にお金を返してと投資ノートを出すも拒絶。「浮気現場!」とマホさんが部屋に入ると、文句を言って女性は部屋を出て行きました。そしてマホさんは取引を提案。「実家に来たいなら一括返済、二度と来ないなら返さなくていい」それを聞いてオサムさんは損得勘定をし始め、「本当に返さなくていいんだよね?」と確認した後、お金を返さない方を選択。それを聞いてマホさんは目を輝かせました。その後離島に転勤したオサムさんは、社員の人達が自分を避けるのを感じました。すると上司がやって来て、本社の噂が流れていると聞いてドン引き。自宅に帰り「マンション売ってもローンが残ったな~」と呟いた後、「マホに連絡してみようかな」と電話するオサムさん。でも、どれだけコールしても、電話は全く繋がりませんでした。

1話目から読む

「自分の事しか考えない人と離婚できて運がよかった」あらためて実感

マホさんの実家に行きたいなら、オサムさんが実家で使ったお金を一括で返済する。二度と行かないと約束するなら返済はなし。どちらにするかを提案されたオサムさんは、払わなくていいなんてラッキー!と二度と会わないことを選択。それを聞いて目を輝かせるマホさん。その後、離島に転勤したオサムさんに冷たい扱いをする社員たち。上司に本社での噂がここまで流れて来ていると言われて動揺。落ち込むオサムさんは色々考え込み、「マホに連絡してみようかな」とポツリ。その後、電話をかけるも全くつながりませんでした。

その頃、マホさんの実家では。
「メグル~、ごはんおいしい?」マホさんの言葉に「おいち」と返すメグルくん。
すると、お母さんが「あらっ嬉しいわ~」と言った後、「ところで、あの後オサムくんから連絡はないの?」と聞くと、

「ブロックしたから知らない」と即答するマホさん。「え?ブロックしたの?」と驚くお母さんに、「うちに来ない約束してあるから、もう連絡を取り合う必要もないし、ていうかさ~、付き合ってる時に、全然気づけなかった自分が本当に情けないよ」とため息をつきながら言いました。

「まぁ・・付き合ってる時は難しいよね。ここまでとはなかなか想像できないけど」と呆れるお母さんに、「うん。でも自分の事しか考えない人だったから。離婚できたのは本当に運がよかったよ」マホさんも呆れながら答えました。

そして、「しばらくはメグルの為に頑張るよ。お母さんにも迷惑かけるけどごめんね」マホさんの言葉に、「迷惑なんて思わなくてもいいわよ。思いがけず孫と暮らせるなんて、私も嬉しいから」と言ってくれ、マホさんはホッとしました。

その頃離島では、会社では放置され、マホさんにも見放されたオサムさんが、一人、ポツンと座っていたのでした。

離島でオサムさんがマホさんに電話していた頃、マホさんの実家では食事の最中。「あれからオサムくんから連絡無いの?」お母さんに聞かれ、「ブロックしたから知らない」と答えるマホさんは、「離婚できたのは本当に運がよかった」としみじみ。その後、「これからはメグルの為に頑張るよ。お母さんに迷惑をかけるけどごめんね」と話すマホさんに、「思いがけず孫と暮らせるなんて嬉しい」と言ってくれたお母さん。そんなやり取りをしているとはつゆ知らず、たった一人、離島の部屋でポツンと座り込むオサムさん、これまでしてきたことのツケがしっかり回って来たようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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