「自分の事しか考えない人と離婚できて運がよかった」あらためて実感

マホさんの実家に行きたいなら、オサムさんが実家で使ったお金を一括で返済する。二度と行かないと約束するなら返済はなし。どちらにするかを提案されたオサムさんは、払わなくていいなんてラッキー!と二度と会わないことを選択。それを聞いて目を輝かせるマホさん。その後、離島に転勤したオサムさんに冷たい扱いをする社員たち。上司に本社での噂がここまで流れて来ていると言われて動揺。落ち込むオサムさんは色々考え込み、「マホに連絡してみようかな」とポツリ。その後、電話をかけるも全くつながりませんでした。
その頃、マホさんの実家では。
「メグル~、ごはんおいしい?」マホさんの言葉に「おいち」と返すメグルくん。
すると、お母さんが「あらっ嬉しいわ~」と言った後、「ところで、あの後オサムくんから連絡はないの?」と聞くと、

「ブロックしたから知らない」と即答するマホさん。「え?ブロックしたの?」と驚くお母さんに、「うちに来ない約束してあるから、もう連絡を取り合う必要もないし、ていうかさ~、付き合ってる時に、全然気づけなかった自分が本当に情けないよ」とため息をつきながら言いました。

「まぁ・・付き合ってる時は難しいよね。ここまでとはなかなか想像できないけど」と呆れるお母さんに、「うん。でも自分の事しか考えない人だったから。離婚できたのは本当に運がよかったよ」マホさんも呆れながら答えました。

そして、「しばらくはメグルの為に頑張るよ。お母さんにも迷惑かけるけどごめんね」マホさんの言葉に、「迷惑なんて思わなくてもいいわよ。思いがけず孫と暮らせるなんて、私も嬉しいから」と言ってくれ、マホさんはホッとしました。

その頃離島では、会社では放置され、マホさんにも見放されたオサムさんが、一人、ポツンと座っていたのでした。
離島でオサムさんがマホさんに電話していた頃、マホさんの実家では食事の最中。「あれからオサムくんから連絡無いの?」お母さんに聞かれ、「ブロックしたから知らない」と答えるマホさんは、「離婚できたのは本当に運がよかった」としみじみ。その後、「これからはメグルの為に頑張るよ。お母さんに迷惑をかけるけどごめんね」と話すマホさんに、「思いがけず孫と暮らせるなんて嬉しい」と言ってくれたお母さん。そんなやり取りをしているとはつゆ知らず、たった一人、離島の部屋でポツンと座り込むオサムさん、これまでしてきたことのツケがしっかり回って来たようですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
![ママ広場 [mamahiroba]](https://mamahiroba.com/wp-content/themes/mamahiroba-2024/images/common/logo.webp)


