[13]愛した人は、モラ夫でした|呆れる夫「やる前からできないって言わずに試してみたら?」否定は却下

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前回のお話

「僕が養うから仕事辞めなよ」とプロポーズされ、夫リヒトさんのサポートを頑張ろうと決めたハズキさん。生活リズムを変えるつもりはないと宣言するリヒトさんは自分のルーティンに合わせるように求めます。早朝5時にジョギング、帰宅後にシャワーを浴びて出勤準備をするのがリヒトさんのルーティン。そして出来立てのパンを出して欲しい、いつも綺麗な格好をしていて欲しいとリクエスト。ハズキさんは朝4時に起床してパンを捏ね、メイクをして身支度を整え、5時にリヒトさんを起こし、リヒトさんがジョギングに行っている間に慌ただしく朝食を準備。「すごい!」と褒めてもらい喜ぶハズキさんでしたが、「惜しい!80点」とさらに細かい要望を出すリヒトさん。その後、仕事の間は休憩時間も惜しんで掃除、洗濯、買い出し、夕食作りと家事を頑張るハズキさんですが、帰宅するなり「今日ちゃんと掃除した?」「ベッドシーツちゃんと替えた?」と出来ていない部分を指摘し、「やることリスト」を作ると言い出すリヒトさん。その後、手渡されたやることリストには、掃除する場所と注意点、お風呂掃除に洗濯にアイロンまで・・事細かに支持が書かれていて絶句。「慣れればできるよ!」と言われ、「頑張らなきゃ・・」とハズキさんは覚悟しました。

1話目から読む

「大丈夫ハズキならできる。頑張ろう」いつもの言葉がもう効かない

できなかった部分をリヒトさんに指摘され、「やることリストを作成し、「慣れればできるよ」と励ますリヒトさん。その後、休日もいつも通りのルーティンを過ごすリヒトさんに合わせて朝食を準備し、リヒトさんの邪魔にならないよう静かに掃除。やっとひと段落とソファに座ると、部屋から出て来たリヒトさんに、「いつも時間がかかるのは、休んでいるからじゃないかな??」と指摘され、新しくタイムスケジュールを渡されました。

リヒトさんに渡されたタイムスケジュールには、「休憩する時間がほぼない・・」と驚きが隠せず、「えっと・・ごめん。これは私にはきついかも・・」と言うと、

「やる前からできないって言わないで試してみたら?これをこなせばいつも後回しになっているものに手がつけられるんだよ」そう言った後、

「大丈夫。ハズキならできる。頑張ろう。ね・・?」と抱きしめながら言うリヒトさんに、「・・・うん」と静かに返事をしました。

そして後日。
「あれ?時間通りにできてないけど??どうして?掃除は5分前に終わってる予定だよ??」怒りながら言うリヒトさんに、「あ・・ごめんなさい。さっきあなたが急ぎで欲しいって言ってたから、先にフレッシュジュースを作ってて・・」と言うと、

「はぁ・・僕が頼んだのは、そんなに時間がかかるはずがないものなのに?」と呆れながら言うリヒトさんは、「ハズキはイレギュラーな対応ができないんだね・・・」と呟いたのでした。

時間を見直した方がいいと、タイムスケジュールを作ったリヒトさん。全く休憩時間のない予定を見て「これは私にはきついかも・・」と言うと、「やる前からできないって言わないで試してみたら?」と呆れたように言い、いつものように「頑張ればできる」がお約束のリヒトさん、ハズキさんを自分の思った通りにどうしてもしたいようですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま

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