「今日ちゃんと掃除した?」帰宅後に始まる家事チェック。

独身の頃の生活リズムを変えたくないというリヒトさんに合わせて頑張っているつもりだけれど、なかなか満足してもらえない私。もっと頑張らなくちゃ・・とは思うものの、毎朝4時に起きる生活は正直なかなか辛いです。7時に出勤するリヒトさんを見送ると「ふぅ・・ちょっと疲れたしコーヒーでも飲もうかな」と一息つきたくなりますが、「あぁ・・でも、まだまだやあることが山積みだし・・」と気持ちを奮い立たせて家事に取り掛かります。

朝食の後片付けをして、掃除をして、スーパーへ買い出しに行き、洗濯をして、夕食の準備をして・・あっという間にリヒトさんが帰ってくる時間になります。

「リヒトさんおかえりなさい!夕飯にする?お風呂にする?」笑顔で出迎えると、リヒトさんも「ん~・・先にご飯にしようかな~」とにこにこ。しかし、「・・あれ?」と言うとリヒトさんの顔から笑顔が消えました。

帰宅するなり部屋を見回し棚の上に目をやったリヒトさんは、指でそっとなぞると「ここ・・ホコリがついてる。今日ちゃんと掃除した?」と聞きました。「あっ・・そこは拭いてないかも・・」と焦って答えると、「・・そうなんだ。とりあえず着替えてくる」とだけ言ってリヒトさんは真顔のまま部屋を出ていきました。

しばらくすると、着替えに行ったリヒトさんから呼ばれ寝室に行くと、「ねぇハズキ!ベッドシーツちゃんと替えた?」と聞かれました。「えっ・・か、替えてない・・」と答えると、リヒトさんは笑顔で「・・そっか、ごめんね。僕が伝えてなかったからだよね」と言いました。リヒトさんから指摘されてばかりの私・・もっと頑張らなくてはと思いました。
リヒトさんの要望に応えるのは大変でしたが、必死に頑張っていたハズキさん。リヒトさんのルーティンに合わせて朝4時に起き、掃除、洗濯、買い物、夕食作り・・とほとんど休む間もなく家事をしていました。しかし、仕事から帰ってきたリヒトさんはハズキさんができていない部分を指摘します。そして、「ごめんね。僕が伝えてなかったからだよね」と笑顔で言うのでした。
決してできていないことを怒ることはないリヒトさんですが、言われたからといってハズキさんが全てのことを完璧にできるとは思わないで欲しいですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:みつけまま
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