「結婚前提に付き合って欲しい」ピンチを救ってくれた彼から突然の告白

イギリスへ一人旅に行って財布を無くして大ピンチのときに、同じ英会話スクールに通っているカイさんが仕事でイギリスにいることを思い出し連絡して助けてもらった私。借りたお金の返却方法を聞くと、お金の代わりに帰国した時に食事をご馳走して欲しいと言われました。
カイさんの帰国日が決まり連絡をもらった私は、約束通り日本食のお店を予約しました。

食事の約束をした日。カイさんはお金は返さなくていいと言っていましたが、そういうわけにはいきません。「あの時は本当に助かりました。これ」と封筒を差し出すと、「ありがとう。本当によかったのに」と遠慮するカイさんに「いえ、これは、絶対に受け取ってください」ときっぱり言って封筒を受け取ってもらいました。

すると、「わかった。じゃ、今日はご馳走させてくれる?」と言い出すカイさん。え?今日は私がご馳走する約束だったよね・・と思い「いやいやいや」と断ろうとすると、カイさんが「実は、今日、会えるのすごく楽しみにしてたんだ」と言いました。予想外の言葉に私は「え・・」と固まりました。

さらに「あの・・結婚を前提に僕と付き合ってくれない?」と唐突にカイさんが言うので、思わず「は?」と目が点になってしまいました。私の驚きようを見て「あっ・・。ごめん・・突然だったよね」と謝るカイさんに「あ・・あの・・結婚・・」と私はパニック。

「そういうの考えてない?」と聞かれ、ふいに元カレのヒロトが頭をよぎりました。「いや・・考えてないというか・・あの・・」と言葉に詰まる私をカイさんは不思議そうに見つめました。私はカイさんに自分を捨てたヒロトとのことを話すことにしました。
イギリスでカイさんにピンチを救ってもらったマイさんは、お礼に食事をご馳走する約束していました。カイさんが帰国し、約束通り食事に行くことになった二人。すると、カイさんは唐突に「結婚を前提に僕と付き合ってくれない?」と言いました。驚いて固まるマイさん。カイさんは「ごめん。唐突だったよね」と謝ると、「そういうの考えてない?」と聞きました。結婚について聞かれたマイさんは、ヒロトさんの事が頭に浮かび言葉に詰まります。マイさんは、ヒロトさんのことをカイさんに打ち明けることにしました。
結婚を前提としたお付き合いを突然打診され、心底驚くマイさん。イギリスで助けを求めるまではほとんど関わった事のない相手から突然言われたのですから当然ですよね。カイさんはいつからマイさんに好意を持っていたのでしょうね。
※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。
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