[15]元カノの隣にいるのは僕だったのに|「助けてください」一人旅で財布を失くしイケメンにすがる

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前回のお話

28歳のマイさんには同棲3年目になる彼氏ヒロトさんがいました。マイさんから結婚を切り出しブライダルフェアに行く約束をしたものの、まだ遊びたい気持ちが大きかったヒロトさんは年下女性のアユミさんと出会い浮気してしまいます。ある日、「ごめん。俺、結婚する。子どもができた」と突然言うヒロトさん。浮気相手のアユミさんが妊娠したため、責任を取って結婚すると言い、一方的に別れを告げ家を出て行きました。一人残されたマイさんは部屋を片づけながら号泣。翌日泣き腫らした顔で仕事へ行ったマイさんは、心配してくれた同僚のハルカさんに別れたことを打ち明けると「辛かったね」と寄り添ってくれました。帰り道、抜け殻のようになっていたマイさんは、歩いているとふと英会話教室の看板に目が留まり、即入会。勉強に没頭していると、他の3人の生徒たちが食事に行こうと話しているのが聞こえ、マイさんも誘われましたが「いけすかねぇ」と断りました。その後も何かと声をかけてくるイケメンに、マイさんは「いけすかねぇ」とやさぐれ続けるのでした。その頃、「ヒロトとアユミが結婚するなんて」と驚くダイスケさんと話していたヒロトさん。アユミさんと結婚した数か月後、「たまにはゴハン作ったら?」ヒロトさんがそう言うと、「料理は女の仕事じゃないし。妊婦だし」とソファに横たわるアユミさん。家を出たヒロトさんは「マイ何してるんだろ」と呟きました。

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「どうしよう・・連絡しようかな・・でも」葛藤が頭の中を駆け巡る

ダイスケさんに「まさかヒロトがアユミと結婚するとはな~」と言われたヒロトさん。その後ヒロトさんとアユミさんは結婚。それから数か月後、妊婦になったアユミさんが、ごはんも作らずソファで寝転んでいると、「たまにはゴハン作ったら?」と声をかけるヒロトさん、ため息をつきながら家を出て、「マイ何してるんだろ」とかつて自分が捨てた元彼女を思い呟きました。

その頃、マイさんはイギリスに。初めての一人旅を楽しんでいると、「えっ!ない!」とバッグの中を見てビックリ!

「財布がない!さっきまであったのに?落とした?忘れた?え??どうしよう」と動揺するマイさんは、「さっきのお店戻ってみよう」と駆け出しました。

その後、「見つからない・・どうしよう・・」と公園のベンチで落ち込んでいたところ、「あ・・」と英会話スクールのイケメンがイギリスに行くと言っていたのを思い出しました。

「どうしよう・・連絡しようかな・・でも・・でも・・どうしよう・・」頭の中では「イギリスにいますよ」とイケメンが囁きます。結局、「ええいっ!」とイケメンに電話してみることに。

プルルルル「もしもし?」と声が聞こえ、「あっ・・カイさんですか?マイです」と言うと、「何かあった?」とたずねられ、「あの・・た・・助けてください」と懇願したのでした。

初めての一人旅でイギリスにやって来たマイさん。楽しんでいたのですが、ふとバッグを見ると財布がない!慌てて探し回るも、見つからず落ち込んでいたところ、英会話スクールのイケメン=カイさんのことを思い出し、思い切って電話してみることに。電話がつながると「何かあった?」と言う言葉に、「あの・・助けてください」とお願いしたマイさん、カイさんならきっとなんとかしてくれそうですよね!

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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