[12]元カノの隣にいるのは僕だったのに|結婚話が負担だったと言いながら浮気相手とあっさり結婚を決めた元カレに怒り爆発

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前回のお話

彼氏のヒロトさんと同棲3年目のマイさんは、焦りもあり自分からヒロトさんに結婚を切り出しました。ブライダルフェアに行く約束をして結婚に向けて進み始めた二人でしたが、そんな矢先に突然「ごめん。俺、結婚する。子どもができた」とヒロトさんから捨てられてしまいました。ヒロトさんは数ヶ月前に出会った年下のアユミさんと浮気しており、子どもができた責任を取ってアユミさんと結婚すると言い、マイさんに浮気を責められると「マイが結婚の話すごいしてくるのが精神的に負担になって」と言い訳。ヒロトさんは一方的に別れを告げて家を出ていってしまい、残されたマイさんはヒロトさんの荷物をゴミ袋に詰めながら涙が枯れるまで泣きました。翌日、泣き腫らした顔で出社したマイさんは、心配してくれた同僚のハルカさんをご飯に誘うとヒロトさんに捨てられたことを打ち明けました。

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ふざけんな!身勝手すぎる元カレに怒りが爆発

同僚のハルカにヒロトに捨てられたことを一気に吐き出した私は、ヒロトへの文句が止まらなくなりました。「ねぇ?こんな仕打ちある?同棲までしてて、ブライダルフェアとか行くって話してて?負担になって?」

「で、浮気して相手の子が妊娠して?結婚??責任取りたい?はあぁぁぁぁぁぁ???負担って言ってた結婚すぐ決めてるんじゃねーよ!」

「ふざけんなー!!私の3年返してよ!」そう叫ぶと、我慢できず大声で泣いてしまいました。

「つ・・つらかったね・・」そう言ってハルカは私のために泣いてくれました。ハルカに優しくされ涙が止まらなくなった私は、周りの目を気にせず「もう、ひとりでいい!ひとりで生きてく!」と大声で泣きました。

ハルカに話しを聞いてもらい思いきり泣いた私。帰り道、「もう何も考えたくない」と思いながら一人で歩いていると、ふと英会話スクールの看板が目に入りました。「英会話か・・」今までは全く興味のなかった英会話ですが、このときなぜか無性に気になりました。

優しく話を聞いてくれるハルカさんの前で、マイさんはヒロトさんへの怒りを爆発させました。鬱憤を全て吐き出したマイさんは、「もう何も考えたくない」と抜け殻状態で家に帰る途中に、ふと英会話スクールの看板が目に留まりました。
マイさんの辛い気持ちを受け止めてくれる人がいてくれて本当によかったです。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:コハダさんさん
LGBTQ当事者、1児の母。
里帰り育児漫画やLGBTQを絡めた創作漫画を描いてます。

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