「病院に連れて行って家まで送って買い物して届けてきた」自分を正当化

ある日、仕事を終え家に帰ると、一人ぼっちで「おなかすいた~」というユリを見てビックリ!なんと、ムギちゃんが熱を出し、ママが困っているからと夫が助けに行ったよう。急いでご飯を作りながらも、「5歳の娘をひとりにして助ける?は?え?」と頭が混乱。その後21時を過ぎた頃、夫が平然と帰ってきました。
「あ~疲れた~」と言う夫に、「・・お帰り。どうしてこんな時間?」とたずねると「あ・・もうこんな時間か・・ごめん」とやっと遅いことに気がついたよう。

「ごめんじゃないのよ!ユリをひとりお留守番させて、こんな時間まで何してたの?メッセージも既読にならないし・・」私が怒ってそう言うと、「あ・・ごめんごめん」と夫。
だからごめんじゃいって言ってるだろうが!!と憤りを抑えることができません。

すると、「ムギちゃんのママが困っててさ、一回ユリを家に送って、それから保育園に戻って病院に連れていって、そのまま病院終わるのを待ってて家まで送って行って・・」と夫の行動を聞いて「え・・」とビックリ。

さらに、「で、荷物も多かったし、部屋までムギちゃんを抱えていったら、明日看病したいのに、ムギちゃんの食べものがないって言うから、買い物に行って必要なもの買って、渡してから帰って来た」夫の言葉に「え?」しか出ない私。

でも、「いやいやいや。ハァ~、まずさ、ユリにお留守番させて心配じゃなかった?何かあったらどうするつもりだったの!?」と詰め寄る私に、「でもさ、困っている人がいたら助けるだろ?」と夫が反論してきました。
「あ~疲れた~」と21時頃に帰ってきたシンジさん。「どうしてこんな時間?」と静かに責めるサクラさんに「ごめん」と謝るシンジさん。「ごめんじゃないのよ!」とユリちゃんのことを想ってキレるサクラさんが何してたのかとたずねると、ムギちゃんが熱を出したため、家と病院とさらにスーパーで買い物までして届けてきたと聞きビックリ。「ユリに何かあったらどうするつもりだったの!?」と詰め寄ると、「でもさ、困っている人がいたら助けるだろ?」と反論するシンジさん、幼い子どもを放置した罪はとても重いものだと、どうやったら気づくのでしょうか。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
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