「うちのストックなくなって・・いいですか?」日用品も持ち帰る夫

マホさんに食材や日用品を約5万円分買ってもらい、料理までしてもらったオサムさんは大満足!「マジで愛してる!」と言う言葉に「うざい・・」と呟くマホさん。マンションのローンの督促状は、払い忘れたとすっとぼけるオサムさんに、「そういうこともあるよね」と答えつつ、「引き落としでしょ」と心の中で突っ込み、マホさんの荷物はどうしたのかとたずねると、全部処分して結構いいお金になったと言うオサムさん。でも、何に使ったは答えず、「推し活でしょ」と心の中で呟くマホさんは、メグルくんが待っているからと、とっとと部屋を出ました。
「あぶないあぶない。絶対にウチに来る感じだった・・。このまま一緒に住もうって言われたら怖すぎる。ローンも払えてないとか、アイドルにどれだけお金使ったんだろう・・。早く帰って今後のこと考えなきゃ・・」と考えながら実家へと急ぎました。

しかし、それからというもの・・
「やっぱりお義母さんの料理おいしいです!」と食事を食べに来たり、「これ持って帰っていいですか?あと余っているものあったら・・」とおかずを持ち帰ろうとしたり、「うちのストックなくなって・・いいですか?」とシャンプーやコンディショナーまで持ち帰ろうとしました。

「本当に無理!!」そう思ったマホさんは、「オサム、最近ウチに来て色々持って帰ってるけどどうしたの?仕事も復帰したし、お給料も出てるのに・・節約できてないの?」と怒りながら聞くと、「え・・あ~」と言葉を濁すオサムさん。「アイドルにまだお金使ってるの?」とズバリ聞くと、「なんでそれを!?い、いや違うよ!?」としらばっくれて答えました。

「アイドルの件はどうでもいいんだけど、週に3回も4回も来るなら生活費入れてもらいたいの!」マホさんの言葉に「え!?」と驚くオサムさん。「え?じゃないでしょ?お母さんも大変だし、オサムの面倒までみれないよ」マホさんがそう言うと、

「・・はあ!?マホとメグルに会いたいから来てただけなのに、そんな風に言われるなんて心外だよ!俺帰る」そう言ってさっさと帰ろうとするオサムさんに、「ちょ・・!」マホさんは声をかけるも、「もう完全に拒絶しようかな・・でも絶対お金請求されるし・・」と思いつつ「いや・・現状より請求される方が安いのかも・・はぁ」と呟きました。その頃オサムさんは、「やっぱり言い過ぎたか~」と自分がしたことを後悔していました。
慌てて自宅を飛び出したマホさんは、オサムさんが実家に来たらどうしようと考えていたのですが、その後結局頻繁に実家にやって来てはご飯を食べるどころか、日用品まで持ち帰るようになりマホさんが注意してもしらばっくれるばかりのオサムさん、本当自分の都合でしか行動しない人なんですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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