[35]お金回収夫|マンションの督促とダンボールの山にドン引き「育児もしないで推し活だと!?」怒り心頭

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前回のお話

マホさんは大好きなオサムさんと結婚して幸せになると思っていましたが、新婚早々オサムさんがこれまでマホさんに投資した分を回収すると言われて唖然。それ以来、オサムさんが家に入れる生活費20万円でやりくりし、オサムさんが毎月細かくチェックすることに。20万円を超過した分と、投資ノートからマホさんがオサムさんに支払うというルールもできてしまい、マホさんはうんざり。お金の損得で物事を考えるオサムさんの「子どもは3人の方が得」「家事育児はしないけど育休は会社を休めるから取得する」という考え方についていけなくなったマホさんは、保育園料金を安くするために離婚を提案されて願ったりかなったり。オサムさんは法律上離婚するだけと軽い気持ちでいましたが、マホさんはオサムさんと正式に離婚できて大喜び!職場復帰後、育児休暇のアドバイスをするはずのミーティングで、オサムさんの発言がズレていて社員たちはドン引き。すると、「離婚するなんて育休中に何かあったんですかぁ?」と無邪気にたずねる後輩が。オサムさんが表向きだと答えると、「それって偽装離婚ってやつですかぁ!?」と無邪気に答えると、アイドルのライブ行き過ぎて離婚したと噂があるとスマホを出し、オサムさんは顔面蒼白になるも、否定して会社を後に。その様子を上司がじっと見ていました。

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「お金無くなったらもしかしてうちの家来るかも」現状から危険を想定

無邪気な後輩社員に「育休中に何したんですか?」と聞かれ、表向きだと伝えたオサムさん。「それって偽装離婚ってやつですかぁ!?」とどこまでも無邪気な後輩を必死に黙らせようとするも、アイドルのライブに行き過ぎて離婚したという噂とともに、明らかにオサムさんだという写真を見せられ顔面蒼白。否定して会社を出るも、その一部始終を上司に見られていました。

その頃マホさんはというと、自宅マンションのエントランスにいました。
ポストを前に「はぁ・・郵便物がこっちに届いちゃうなんて・・手続き忘れてたー・・」とため息。するとポストの中は空っぽ。「あれ?ポストにない。オサム部屋まで持って行ったのかな・・。仕方ない・・入るか」と合鍵を取り出して部屋へと向かいました。

部屋に入るとガランとした部屋の様子に「あれ・・なんかこの間より部屋の物少なくなってない?」そう思いながら電気を点けると、「あっ・・あった。えっ?ローンの督促?」と郵便物の中から督促状を見つけてビックリ!「このマンションのローンだ・・」と呆然としていると、後ろにあるダンボール箱にぶつかりました。「・・ん?何このダンボールの山」

そう思ってダンボールの中を見ると、「うわっ!なに?こんなにたくさん!?」なんとダンボールの山は全て同じアイドルのグッズでした。「この量からすると、最近ハマったわけじゃない・・もしかして・・」と考え込み、「育休入ってから、オサムがよく出かけるようになったのって・・このアイドルに会いに行ってたから・・!?」と思い当たりました。

「あいつ・・育児もしないで推し活してたのか・・!」そう思うと怒りがこみ上げます。「・・このアイドル調べてみよ・・え?この人ってオサム?出禁?なにかやらかしてる?」スマホでアイドルを検索すると、SNSの炎上案件が次から次へと出てきました。
そして、「ハッ!まって・・これだけお金使ってるし、ローンも支払えていないということは、お金無くなったら、もしかしてうちの実家に来たりするのかな・・!?」と思っていると、

ガチャとドアが開いてオサムさんが帰って来ました。「うわあ!び、びっくりした・・。なんだマホ帰って来てたの?」オサムさんにそう言われ、「あ・・うん。郵便物取りに来ただけ。メグルをお母さんに預けてきたからもう帰るね」マホさんがそう言うと、「じゃ僕も」とオサムさんが笑顔でそう言いました。

自宅に郵便物を取りに来たマホさんは、ポストに何も入っていないことを確認して部屋へ行くことに。郵便物を見つけたと思ったら、自宅のローンの督促状を見つけて呆然。さらに山積みのダンボールに気づいて中を見ると、同じアイドルのグッズが山盛り見つかり、「あいつ・・育児もしないで推し活してたのか・・!」と怒りがこみ上げるマホさん。オサムさんのお金の使い込みとアイドルの推し活が判明し、これからどうやってオサムさんをこらしめるのか・・楽しみですね。

※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。

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