「お金無くなったらもしかしてうちの家来るかも」現状から危険を想定

無邪気な後輩社員に「育休中に何したんですか?」と聞かれ、表向きだと伝えたオサムさん。「それって偽装離婚ってやつですかぁ!?」とどこまでも無邪気な後輩を必死に黙らせようとするも、アイドルのライブに行き過ぎて離婚したという噂とともに、明らかにオサムさんだという写真を見せられ顔面蒼白。否定して会社を出るも、その一部始終を上司に見られていました。
その頃マホさんはというと、自宅マンションのエントランスにいました。
ポストを前に「はぁ・・郵便物がこっちに届いちゃうなんて・・手続き忘れてたー・・」とため息。するとポストの中は空っぽ。「あれ?ポストにない。オサム部屋まで持って行ったのかな・・。仕方ない・・入るか」と合鍵を取り出して部屋へと向かいました。

部屋に入るとガランとした部屋の様子に「あれ・・なんかこの間より部屋の物少なくなってない?」そう思いながら電気を点けると、「あっ・・あった。えっ?ローンの督促?」と郵便物の中から督促状を見つけてビックリ!「このマンションのローンだ・・」と呆然としていると、後ろにあるダンボール箱にぶつかりました。「・・ん?何このダンボールの山」

そう思ってダンボールの中を見ると、「うわっ!なに?こんなにたくさん!?」なんとダンボールの山は全て同じアイドルのグッズでした。「この量からすると、最近ハマったわけじゃない・・もしかして・・」と考え込み、「育休入ってから、オサムがよく出かけるようになったのって・・このアイドルに会いに行ってたから・・!?」と思い当たりました。

「あいつ・・育児もしないで推し活してたのか・・!」そう思うと怒りがこみ上げます。「・・このアイドル調べてみよ・・え?この人ってオサム?出禁?なにかやらかしてる?」スマホでアイドルを検索すると、SNSの炎上案件が次から次へと出てきました。
そして、「ハッ!まって・・これだけお金使ってるし、ローンも支払えていないということは、お金無くなったら、もしかしてうちの実家に来たりするのかな・・!?」と思っていると、

ガチャとドアが開いてオサムさんが帰って来ました。「うわあ!び、びっくりした・・。なんだマホ帰って来てたの?」オサムさんにそう言われ、「あ・・うん。郵便物取りに来ただけ。メグルをお母さんに預けてきたからもう帰るね」マホさんがそう言うと、「じゃ僕も」とオサムさんが笑顔でそう言いました。
自宅に郵便物を取りに来たマホさんは、ポストに何も入っていないことを確認して部屋へ行くことに。郵便物を見つけたと思ったら、自宅のローンの督促状を見つけて呆然。さらに山積みのダンボールに気づいて中を見ると、同じアイドルのグッズが山盛り見つかり、「あいつ・・育児もしないで推し活してたのか・・!」と怒りがこみ上げるマホさん。オサムさんのお金の使い込みとアイドルの推し活が判明し、これからどうやってオサムさんをこらしめるのか・・楽しみですね。
※ストーリーは実体験を元にフィクションを加えた創作漫画です。
登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。
創作漫画としてお楽しみください。
原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:まりお
2児の母です。
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