[13]勝手に合鍵を作った義母|怒りをまくしたてる姉に絶望「もう直接電話するのやめて」ブロックして防御

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前回のお話

アキさんは夫ヒロムさん、娘ヒナちゃんと3人暮らし。ある日ヒナちゃんと帰宅するとリビングに義母がいて驚きました。義母はヒロムさんもアキさんにも告げず、勝手に合鍵を作って上がり込んでいたのです。冷蔵庫を勝手に開けてヒナちゃんのジュースを飲んでしまったり、当然のように夕飯を食べていくつもりでいながら予定していたパスタを却下したり、またヒナちゃんのお気に入りの絵本をまた今度と言っているにもかかわらず「お姉ちゃんでしょ」と強引に借りようとしたりと勝手な振る舞いばかり。アキさんの代わりにヒロムさんが義母の言動全てに抗議してくれるも、義母は「家族だから」「私とアキさんは仲が良いでしょ?」と強引です。アキさん回答に困っていると、やはりヒロムさんがアキさんを庇い義母に抗議。義母は機嫌を損ねね、それでも合鍵の返却だけは断固拒否し帰ってしまいました。アキさんは内心「初対面からヤバめオーラ出てた」と思いつつ、ヒロムさんには義母の要望に応えきれないことの謝罪と庇ってくれたことの感謝の気持ちを伝えると、健気な妻が困らないよう母親のことは何とかすると約束したヒロムさん。それから数日後、アキさん宛にヒロムさんの姉レイさんから電話が。ヒナちゃんのお世話で電話に出られず、ヒロムさんが代わりに出ると、何もしゃべらせない勢いでアキさんへの文句を言うレイさんに、「・・もしもし僕だけど?」と不快な気持ちを抱えながら話すと、レイさんは思いっきり驚きました。

1話目から読む

「良かれ?こんなのいじめだよ?」妻を守るため実姉に立ち向かう

ヒロムの姉レイさんからの電話に出られず、代わりにヒロムが出てくれたのですが、ヒロムに話をさせず、義母のことで文句をたたみかけられ、「もしもし?俺だけど?」と言うと、相手がヒロムだとと知ってレイさんは大慌てしました。

そこで、「レイ姉ってさ、アキにこんな電話よくしてるの?」ヒロムにそう言われ、「え?」と動揺するレイさん。「母さんが勝手に家に上がって、文句言って、常識なく振る舞ってたんだよ。それに、僕と母さんの仲が悪くなるって?」

「アキが悪いみたいな言い方するの、やめてくれる?」ヒロムにそう言われ、「違うわよ!嫁姑の仲が拗れるのがいやだから良かれと思って・・」と必死に反論するレイさんに、

「良かれ?こんなのいじめだよ?もうアキに直接電話するのやめてくれる?レイ姉の電話はブロックしておくから」ヒロムはそう言うと、「え?ちょっ・・」レイ姉の言葉を遮ってブツッと電話を切ってしまいました。

そこへ、「ごめんね。レイさん、何かあった?」と声をかけると、「レイ姉からこんな電話よくかかって来てたの?どうして僕に相談してくれなかったの?ヒロムにそう言われ、「あ・・ヒロムに迷惑かけたくなくて」と答えると、

「レイ姉の番号ブロックしたから。今まで気づかなくってごめん」ヒロムの言葉に、「そんなことないよ、ありがとう」と答え、翌日へと時間が流れて行きました。

アキさん宛にかかってきたレイさんからの電話。たまたまヒロムさんが出たところ、まくしたてるようにアキさんへの文句をぶつけるレイさんに「僕だけど?」と言うと、レイさんはビックリ!怒ったヒロムさんが、「もうアキに直接電話するのやめてくれる?レイ姉の電話はブロックしておくから」と言い切り、「どうして僕に相談してくれなかったの?」とたずねるヒロムさん。「今まで気づかなくってごめん」と謝られ、「ありがとう」と答えたアキさん。お互いがお互いを想う、すばらしいご夫婦だと、あらためて実感してしまいました。

※ストーリーはフィクションです。 登場人物や団体名は仮名であり、実在の人物や団体等とは関係ありません。 創作漫画としてお楽しみください。

原案:ママ広場編集部 脚本:のきわだ 編集:石野スズ
作画:ねむりひつじ
男の子ママ。面白かったり可愛かったなぁと思った子どもの様子をノリと勢いで描いています。

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